2018年6月12日フィリップ・モリスジャパンは紙巻きたばこの4ブランド86品を値上げすることを財務省に申請した。フィリップ・モリス社は国内2位のタバコの売上高ですが、今年度は苦戦していて、1-3月の決算では予想が70.3億ドルに対し69億ドルではあったものの、前年比との比較では+13.7%であった。
タバコとヒート式タバコの出荷量は1738億本と-2.3%に留まった。売上総利益は+10.1%の42.8億ドルではあったが、売上総利益率は-2.0%と減少し、純利益も-2.1%と15.5億ドルであった。
これにより、株価も-16%近くも下げ苦戦している。
タバコの出荷量
紙巻きタバコとアイコス用のヒート式タバコの出荷量は、ヒート式タバコは116%と増えていますが、アイコスへの乗り換えで紙巻きタバコの販売は-5%となり、全体でみると-2.3%と出荷量は減少傾向になっている。
2017年度まではアイコスの販売が好調であったが、2018年度はアイコスの売上が鈍化し出荷本数にも大きく影響しています。
アイコスの売上を伸ばすには、50代以上の喫煙層が全体の40%を占めていることから、この層を中心にアイコスを普及させていかなければならなく、この層の売上によって今後の販売量の影響も大きくなります。
2018年10月から値上げされる
このような経営状況からフィリップ・モリス社は10月のタバコ増税と合わせて主力であるマールボロ、ラーク、パーラメント、バージニア・エスの20本入紙巻きタバコを一律で50円の値上げをする方針だ。マールボロは470円だったのが520円となる。
タバコ税に関しては、2018年10月から2023年の10月まで5年かけて段階的に上げていくとになっています。2023年には1箱あたり60円増税されますので、今回のタバコ値上げによって合計で110円上がることになります。
更に、紙巻きタバコだけではなく、アイコスのヒート式タバコも10月から値上げすることになっていますので、今後追って申請していくと思われます。
それでもタバコ吸いますか?
紙巻たばこもヒート式タバコもどんどん値上げされていきます。タバコの出費って生活費の中でもウエイトを占め、1箱我慢すれば、弁当が一つ購入できてしまいます。
そして、そんな金額を投資して肺がんなどのリスクを抱えて良いことは何ひとつありません。
私も何十年とタバコを吸い続けていましたので気持ちはわかりますが、タバコはなかなか止められません。中毒化してしまっているので、吸っていないと落ち着かなかったり、ストレスがかかってきたりしてしまいイライラしてしまいます。
アイコスはタールを含まないので、肺がんのリスクは少ないですが、紙巻きタバコを吸っている人はそろそろ変えた方が良いでしょう。自分のためにも。
私もアイコスに変えてからは紙巻きたばこを吸わなくても平気になりました。アイコスにはニコチンが含まれていますのでタバコを吸った気分になります。そして、節約するためにも電子タバコ(VAPE)も併用して吸っていますので、健康面や経済面が大分楽になりました。
タバコが一律50円値上げのまとめ
このように紙巻たばこやヒート式タバコはどんどん値上げされ、税金も上がっていきます。
このような状況で吸い続ける意味があるのでしょうか?2023年には、マ-ルボロ1箱吸うと580円になってしまいます。1日1箱吸うとして1ヶ月にかかる費用は約18,000円も出費してしまいます。そして年間にすると216,000円という出費です。
これだけ金をかけて自分の体に肺がんのリスクを高めていることになります。
どう思います?
馬鹿らしいですよね。
いきなり止めれと言われて止められるなら誰も苦労しません。先ずはアイコスやプルームテックなどに変えて、健康面を考慮して、紙巻きたばこを完全に吸わなくなったら、今度は電子タバコ(VAPE)にステップアップして出費も減らしましょう。
今はプルームテックやアイコスは互換機が出ていて、互換機だと安かったり、機能面が良かったりと人気が出ていますので、互換機を購入してヒート式のタバコを吸うよいう方法なら出費も少なくて済みます。
プルームテックの互換機はこんなのがあります。
アイコスの互換機はこんなのがあります。
このような互換機も出ていますので先ずは、ニコチンが含まれている加熱式タバコに変更してみると禁煙しやすいのではないでしょうか。
一度紙巻きタバコから離れてしまうと、紙巻きたばこがどれ程マズイものかがわかりますよ。今思えば何でこんなマズイものを吸っていたんだろうと思ってしまうくらいです。
完全に紙巻きタバコを吸わなくなったら、今度はニコチンの摂取を止めるように、電子タバコ(VAPE)に挑戦してみましょう。電子タバコ(VAPE)に変えると、口臭の臭さもなくなり、口臭が良い臭いになります。そして、出費も抑えられますので、自分の趣味などに浮いたお金を当てられます。
一気に電子タバコ(VAPE)に変更しても構いませんが、最初はニコチンが含まれていないため、吸った気分になりません。ニコチン入りのリキッドも輸入すればありますが、せっかく電子タバコ(VAPE)を吸うのであれば、ニコチンの摂取も止めた方が良いと思います。
このように、紙巻きタバコにお金を使わずに、自分の趣味や楽しいことに出費したほうがよいと思いますので、挑戦してみてはいかがでしょうか。