電子タバコ(VAPE)の種類
「電子タバコ(VAPE)を吸おうかな!?」と検討していると思いますが、電子タバコ(VAPE)といっても種類が色々あり、初めて購入する場合はいったいどれを購入すればいいんだろう?と疑問に思ってしまいます。そんな時、まず見るところは形状が気になります。電子タバコ(VAPE)の形状は大きく分けると3種類に分類され、形状が異なるごとに特徴が違います。
私が購入を検討していた時は「収納がしやすく持ち歩きが便利なものがいいなー」とか考えていましたが、今となってはその考えが違っていました。もちろんコンパクトで収納し易いのに超したことはありませんが、それよりも、煙(蒸気)の量やリキッドの味わいを優先した方が良かったと今になって後悔しているところです。何も調べずに購入したのが失敗でした。せっかく高いお金を出して購入しましたが、今は全く使用しないで机の上にころがっています。
私のように後から後悔しないためにも購入前は色々と下調べをして、電子タバコの特徴を知ることで後から後悔せずに自分好みの電子タバコ(VAPE)を手にすることができます。
電子タバコ(VAPE)を探しているならこちらの記事でしっかりと分かりやすいように解説していきたいと思いますので、後悔しないようにしっかりと自分にあった電子タバコ(VAPE)はどれなのかを理解しておきましょう。
電子タバコ(VAPE)の基本的な構造
まずは、電子タバコ(VAPE)の基本的な構造を理解しておきましょう。これを知っていないと今後の話しが良く分からなくなってしまいます。
それでは、電子タバコ(VAPE)の基本的な構造についてですが、写真のように「バッテリー」「アトマイザー」「ドリップチップ」で構成されています。バッテリーは電気を流す役割があり充電しながら使うというパターンが多いです。バッテリーの電気はアトマイザー内にあるコイルに電気を流すことでコイルが加熱されその熱でアトマイザー内のリキッドという液体を蒸発させてその蒸気をドリップチップから吸い込むという仕組みになっています。
これが最もオーソドックスな形状ですが形状によりそれぞれの機能が若干異なってきます。
次に形状による特徴について理解しておきましょう。
形状による特徴を知ろう
電子タバコ(VAPE)にも色々な形状があり、その形状によって特徴があります。例えば「煙(蒸気)がいっぱい出てタバコサイズのもの!」といっても今出ている電子タバコ(VAPE)の中にはありません。
このように、デザインを重視するなら煙量(蒸気)を妥協しなくてはならないとかその反対もありますが全てが理想にすることはなかなか難しいというのも現実です。
それでは、電子タバコ(VAPE)の種類について見ていきますが、形状の種類は大きく分けて以下の3種類に分類されます。
●スティック型
●ペン型
●ボックス型
これらの形状が違うとそれぞれ特徴も違ってきますので選ぶ上では最も重要なポイントとなります。ここをしっかりと理解しておくと選ぶ時に分かりやすくなります。
それでは、この3つの形状の特徴についてそれぞれ見ていきます。
スティック型の特徴
スティック型はフラットな棒状の形状をした電子タバコで、細くコンパクトなものが多いのが特徴。
持ち歩きにはコンパクトなので非常に便利な形状をしています。また、価格が安価なものが多いことから初めて電子タバコを購入するのは、このスティック型から入る人が多いようです。デザインもスタイリッシュでシンプルなものが多いことから女性からも人気です。
スティック型でも本体の構造や使い方に違いがあり、さらに3つのタイプに分かれていきます。
●使い捨てタイプ
●カートリッジタイプ
●リキッド補充タイプ
使い捨てタイプ
使い捨てタイプはバッテリーとアトマイザー、そしてドリップチップの全てが一体となった構造になり、吸い終わったら全て廃棄するといった使い方になります。バッテリーは充電できないものがほとんどで、アトマイザー部分はリキッドが最初から入っているのでリキッドを補充する必要もありません。
味が購入する時から決めておき、交換ができませんので1本同じ味で吸うことになります。1本で250回から500回と機種によって吸える回数が異なりますが、味がなくなり吸い終えたら本体全てを廃棄します。
全て一体型のためリキッド補充や交換、メンテナンスが一切ありませんので最も手軽に取り扱えるのが使い捨てタイプの特徴です。
カートリッジタイプ
カートリッジタイプはバッテリーは充電しながら使用してアトマイザー部分とドリップチップ部分が一体型となっていて味が無くなるとアトマイザーとドリップチップ一体型の部分のみを交換するといった使用方法になります。
味がなくなったアトマイザー部分は廃棄して新しい物に付け替えますが、バッテリーはそのまま使用できますので捨てる物が半分になった分安く抑えられます。
アトマイザー部分は最初からリキッドが入ったカートリッジなのでリキッド補充することなく交換のみで使用することができ、味を変えたくなったらアトマイザー部分を違うものと交換するとすぐに味も変えられます。使い勝手も良いですしお財布にも優しいのがカートリッジタイプの特徴です。
リキッド補充タイプ
リキッド補充タイプは、バッテリーとアトマイザーとドリップチップがそれぞれあり、アトマイザー部分にリキッドを入れて吸います。バッテリーが無くなったら充電しながら使用し、味が無くなったらリキッドを補充しますので、廃棄する部分はひとつもありません。
消耗品はリキッドのみなので維持費は最も安価に抑えられますが、電子タバコ自体が性能の割に高額なのでスティック型の中では初期投資が最も高くなってしまいます。
コンパクトな電子タバコでサイズが紙巻きタバコに近いことから「タバコ型」と分類される場合もあります。
ペン型の特徴
ペン型はスティック型よりは一回り大きな形状になりますが、その分スティック型よりも性能に優れ操作方法もスティックタイプと同様に手軽に扱えるのが特徴です。構成はバッテリーとアトマイザー、ドリップチップがそれぞれあり、バッテリーは充電しながら何度も使用して、アトマイザーにはリキッドを補充しながら使用していきます。
ペン型はサイズが小型の割には煙(蒸気)量も多くリキッドの味わいもそれなりに濃くでますので電子タバコ(VAPE)の味わいを楽しむのであれば、最低でもペン型の性能が必要でしょう。
メーカーや機種も色々あり操作方法もメーカーによって異なりますが、それ程複雑な設定方法はありませんので手軽に扱えてリキッドを味わうにはペン型が最も適した電子タバコ(VAPE)かもしれません。
参照ペン型 電子タバコ(VAPE)スターターキットおすすめランキング
ボックス型
ボックス型の最大の特徴は深い味わいと爆煙が出ますので吸っていて楽しくなる電子タバコ(VAPE)です。また、大容量バッテリーで長時間の持続性と出力や温度コントロールなど設定が複雑でもあり、初めて電子タバコ(VAPE)を持つ場合はハードルが高いかもしれません。
機器の構成は、バッテリーとアトマイザーとドリップチップがそれぞれあり、リキッドを入れながら使用していきます。バッテリーは内蔵型と交換型があり、交換型はバッテリーが使用できなくなっても、電池を再度購入すれば本体は使用できますので、本体が故障しない限り永久に使用することができます。
ボックス型は拡張性が高く、アトマイザーを違う部品に変更したり、コイルを違うものと交換したりと自由にカスタマイズできるのも特徴で、自分好みの電子タバコ(VAPE)に思いのまま変えられます。世界で一つしかない電子タバコ(VAPE)を作り上げてみるのも楽しいかもしれません。
性能が高い分金額も高くなってしまいますが、本格的に電子タバコを楽しみたいのであればBOX型が最も楽しめるのではないでしょうか。
参照アスパイア(Aspire)のBox MOD一覧|セット内容とスペックから選ぶ
参照イノキン(Innokin)のBOX Modスターターキット一覧
参照Joyetech(ジョイテック)のBox MOD スターターキット一覧
参照カンガーテック(kanger Tech)Box MOD スターターキット一覧
参照EleafのBox MODスターターキット一覧|iStick Pico 21700が新登場!
スターターキットを選ぶ
スターターキットとは、メーカーによって内容が異なりますが、主に本体(バッテリー、アトマイザー、ドリップチップ)と充電用USBケーブル、取扱説明書などがセットになっているものがスターターキットと言います。
メーカーによってはケースが付属していたり、ACアダプタもセットになったりと違いはありますが、スターターキットを購入すれば、あとはアトマイザーにリキッドを入れるだけで吸えるようになります。
スターターキット以外の購入方法としては、単品でバッテリーやアトマイザーなどを購入するという方法もありますが、ある程度の知識が必要になってきますので最初はスターターキット購入から始める方が簡単に始められます。
リキッド選び
リキッド選びはとても重要で、どんなに良い電子タバコの機種を選んでもリキッドが安物では美味しくなくなってしまいます。タバコで例えるならS.T.Dupontのライターでecoを吸うのと同じような感覚です。反対もありどんな良いリキッドを購入しても、まがい物の電子タバコで吸っては美味しくありません。
電子タバコとリキッド両方がよい物を使用することで本体の電子タバコの味わいがでてきます。ここでいう良い物とは高価な物という意味ではありません。あくまでも自分に合ったものという意味合いです。
電子タバコを爆煙仕様のものにしたが、リキッドが爆煙仕様でなくては爆煙になりませんし、味わいを楽しみたいのに爆煙仕様のリキッドを購入したら深い味わいを出すことはできません。
このようにバランスが非常に重要であり、購入時には気をつけたいところです。
参照電子タバコ(VAPE)のリキッド選び|初めて購入するフレーバーの選び方
まとめ
自分の欲しい電子タバコ(VAPE)がどのような特徴があるか分かったでしょうか。何を重視するかで選ぶ形状も変わってきます。
●持ち歩き重視:スティック型
●バランス重視:ペン型
●爆煙・味重視:ボックス型
簡単に分けるとこのように分けられます。
スティック型は操作などがありませんので初心者向けとか言われますが、電子タバコを味わうのであればペン型が良いように思えます。今はペン型でもそれなりの爆煙仕様もありますし吸った気分は存分に味わえるのではないでしょうか。
爆煙目的であれば、ボックス型が良いでしょう。ボックス型は電力設定などがあり自分好みの煙(蒸気)量に設定が可能です。初心者でも深い味わいを味わいたいのであればボックス型が良いと思います。
スティック型は電子タバコというよりは口が寂しい時に吸うとか、タバコの合間に吸うとか補助的に利用するには良いかもしれません。今はビタミン摂取なんかができる電子タバコも話題を集めています。
デザインがシンプルでオシャレなので爆煙を求めていない女性はスティックタイプが良いのではないでしょうか。
今回は電子タバコ(VAPE)の選び方と形状の特徴について解説しましたが参考にしてください。