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iStick Picoとは
iStick PicoはEleaf(イーリーフ)という電子タバコメーカーで販売している、いわゆるボックスMODと呼ばれている電子タバコになります。
iStick Picoはコンパクトでありながら機能が豊富ということで、初心者から上級者まで満足のできる電子タバコで、煙量などの出力調節が自分好みにできるというところが特徴です。
そして、バッテリーは18650を使用しています。18650とはリチウムイオンバッテリーで直径が18mm、長さが65mmなのでその数値が並んだ番号になっています。
ノートPCなんかによく使用されているバッテリーで家電量販店なんかでは余り売られていませんがネットなどで簡単に購入できます。
参照電子タバコ(VAPE)のバッテリーはどれを選んだら良いか
話しがそれてしまいましたが、iStick Picoは18650のバッテリーを使用していますので、バッテリーの持続時間が長く維持できるようになっているのがよいところです。
iStick Pico製品仕様
iStick Picoはこのような仕様になっています。
- 本体名称:iStick Pico 75W
- サイズ:45mm☓23mm☓70.5mm
- 接続:スプリング式510
- バッテリー:ハイレート18650
- 出力モード:VW/Bypass/TC(Ni、Ti、SS、TCR-M1、M2、M3)
- 出力範囲:1w~75w
- 抵抗値範囲(TC modes):0.05Ω~1.5Ω
- 抵抗値範囲(VW/Bypass mode):0.1~3.5Ω
- 設定温度範囲(TC mode):100℃~315℃(200F~600F)
- アトマイザー名称:Melo Ⅲ Mini タンクアトマイザー
- アトマイザーサイズ:長さ55mm☓直径22mm
- アトマイザー容量:2.0ml
- アトマイザー材質:ガラスタンク
- リキッド注入方式:トップフィル
といきなりこのような物を見ても数値と単位が書かれているのはこの範囲で使用すれば良いんだなー位は分かると思いますが、出力モードなんかは英字が並んでいるだけでさっぱり分かりません、知っている人にしか分からないので順に見ていきましょう。
【VW】Wattageモード
Wattageモード(VW)とは、ワット固定モードです。
これは電力を固定することで、コイルの抵抗値から自動で電圧を最適な値に調整するモードになります。
スターターキッドに付属しているコイルを使用する場合はこのモードを使用しますが、コイル交換などで抵抗値が違う物を取り付けた場合にはワット(W)数を調整して最適な値にしましょう。
Bypassモード
Bypassモードはバッテリーの電力とコイルの抵抗値のみを設定する、いわゆるメカニカルモードになります。
メカニカルモードは、バッテリーと直結しているのと同じ状況になりますので、何らかのトラブルが発生しても構わずにバッテリーから電流が流れ続けます。つまり自動制御がきいていない状態ですので、上級者以外は使用しない方がよいかと思います。
TCモード
TCモードは温度管理をするモードになります。
これはコイルの温度設定をすることで、コイルに流す電力を調整して制御します。この設定をすることで、綿の焦げ防止、風味の調整、バッテリー延長を図ることができますので設定しておくとよいでしょう。ちなみに、TCモード設定をする場合は専用のコイルが必要になりますので予め準備しておいてください。
iStck Pico スターターキットのセット内容
iStick Picoのスターターキットはこのような付属品が入っています。
- iStick Pico MOD本体
- Melo Ⅲ Mini タンクアトマイザー
- カンタルコイル0.5Ω、カンタルコイル0.3Ω(組み込み済み)
- USBケーブル
- 交換用Oリング
- 取扱説明書
iStick Picoセット内容はこのようになっていますが、バッテリーは別売りですので一緒に購入しておきましょう。店舗によってはiStick Pico本体とバッテリーをセットで販売しているところもありますので事前にチェックしてから購入するようにしてください。
それと、充電用のUSBケーブルは付属していますが、ACアダプターは付属しおていませんので、事前に準備しておくようにしましょう。
参照電子タバコ(VAPE)充電用のACアダプター選びは要注意
iStick PicoのMODにバッテリーを入れる
iStick Picoスターターキットとバッテリーが届いたら、まずは本体にバッテリーを入れます。
キャップを外すと蓋の中心にマイナス(-)の記号が書かれていますので蓋側にバッテリーのマイナスがくるように挿入します。挿入後、蓋を閉めますがギチギチに閉めないようにしましょう。故障の原因になりそうです。
iStick PicoのMOD設定方法
設定方法の説明に入る前に、先ず各種ボタンの位置を把握しておきましょう。iStick Pico本体底面に+-ボタンがり、本体正面にファイアボタンとスクリーンが設置されています。設定する場合は、スクリーンの表示を見ながら、ファイアボタンと+-ボタンを押して設定していきます。
【基本設定】
■電源入切:ファイアボタン5回
■管理モード:電源ONの時にファイアボタン3回
■TCモードの電力設定:電源がONの時にファイアボタン4回
スターターキットに付属しているアトマイザーはMeloⅢなので、通常ですとVWモードがTCモードで設定を行います。
設定値を変更する場合は+-ボタンで変更してください。設定は使用するアトマイザーによって変更しなければなりません。
【VW】Wattageモード設定方法
コイルにかける電力値の値を設定します。スターターキットのアトマイザーは、0.3Ωのコイルが取り付けられています。このコイルにかける推奨ワット数は30Wから80Wなのでその範囲になるように設定を行いましょう。
【設定手順】
①ファイアボタンを5回押し電源を入れる。
②ファイアボタンを3回素早く押して管理モードにする。
③+-ボタンでスクリーンにWattageと表示されるようにする。
④ファイアボタンで決定。
⑤画面が切り替わりW表示が出てきますので、+-ボタンで電力の数値を変更します。
iStick Picoスターターキットに付属しているコイルを使用する場合はこちらの設定のみです。味や煙量が自分好みになるように電力調整してみましょう。
TCモード設定方法
TCモード(温度管理)は使用するコイルを変更して材質が変わった時に設定します。コイルは別途必要になりますので変更した場合はこちらで設定しましょう。
【コイル材質】
●Ni:ニッケル
●Ti:チタン
●SS:ステンレススチール
コイルを変更した時は忘れず設定変更するようにしましょう。
【設定手順】
①ファイアボタンを素早く3回押して管理モードにする。
②+-ボタンで変更したコイルの材質に合わせます。今回は例としてコイルをチタンに変更した場合、最後の文字がTiになるように合わせます。
③ファイアボタンで決定する。
④スクリーンが温度変更ボタンに変わったら、+-ボタンで温度設定値を変更します。
画面右上にTiと表示されているので、チタンの温度設定をしていることがスクリーンから読み取れます。
温度設定は摂氏(℃)華氏(°F)なので単位を間違えないように確認してください。設定温度は350°F~500°F(180℃~280℃)の範囲内で設定しましょう。
これ以外にも設定は色々とありますが、普通に吸う分にはこの設定さえしておけば問題ありませんのでその他の設定については省略します。
iStick PicoのMODとアトマイザー接続
設定が終わったらiStick Pico本体にアトマイザーを取り付けます。
アトマイザーを取り付けたら、アトマイザー内にリキッドを注入しましょう。
リキッドを入れ終えたらベポライザーを取り付けて吸う準備万端です。
煙の量はどうでしょうか、吸ってみます。
爆煙です。
完全に前が見えません。これは、車の運転中だと前が見えなくなり非常に危険ですので、車を運転して吸う場合が窓を十分開けて吸うようにしましょう。
爆煙を求めている人にとってiStick Picoは最高のVAPEですね。
iStick Picoは煙量や味が自由に調整することができるので自分好みに変えられるという点が人気の秘訣でしょう。
iStick Picoまとめ
爆煙の電子タバコを求めているならiStick Pico最高です。
値段も高くありませんし自由自在に設定が調整できるといった点もペン型電子タバコにはない機能です。
コンパクトでありながらバッテリー容量も十分あり、デザインも良いので1台は持っておきたいVAPEです。また、スターターキットに付属しているアトマイザーもかなり優秀ですので、リキッド本来の味と爆煙を発揮してくれます。
あえて変える必要もないくらい良いアトマイザーですね。電子タバコ本来の楽しみ方をしたいあなたはiStick Picoに決まりでしょう。