国会で消費税の値上げやタバコ税引き上げなどについての方向性が決まったようです。
今後、紙巻きタバコや加熱式タバコの増税はいくら上がるのか、愛煙家達にとっては気になるところです。
現段階で分かっていることについてまとめていきます。
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紙巻きタバコは1箱60円上げがる!?
政府は来年2018年10月からタバコを1本あたり1円引き上げる見込みです。1本1円なので1箱20円上がるということになります。これを3年かけて合計で60円上げるようです。
2019年度は消費税の増税がありますので、この年はタバコ税の引き上げは見送られますが、翌年の2020年に1本1円、2021年に再び1本1円の増税をすることで1箱辺り60円の増税にする方針です。
つまり、現行価格で購入できるのは2018年9月までとなり、それ以降は1円づつ上がってしまいますので、買いだめ現象が再び起こり品切れ状態になるのでしょうか。
私も前回の増税の時にタバコの買いだめをしましたが、店舗によっては品切れになって購入することが出来なかった記憶があります。現在は紙巻きタバコは吸っていませんので私にとっては何も影響のない話しではありますが、愛煙家にとっては非常に厳しい増税になるのではないでしょうか。
税金が上がらなくてもタバコの値段は上がるかも
2019年は消費税が上がることでタバコ税は上がらないということですが、税金が上がらなくてもタバコを作るには原材料費、加工費などには消費税がかかってきます。
つまり、今まで以上のコストがかかりますのでタバコ会社もそのままの金額で販売できるのかが厳しいところではないでしょうか。ただでさえ、現在は喫煙者の減少などで売上が落ち込んでいる事態です。ですのでタバコ税が上がらなくてもタバコの値上げがされない保証はありません。
そうなると1箱60円どころではなくなります。かなり厳しい状況になる可能性は覚悟しておいた方が良いかもしれません。
今はどの位のタバコ税払ってるのか
紙巻きタバコの税金は今現在1本あたり12.2円かかっています。これは2010年の10月から1本あたり3.5円引き上げられていてその時以来となる増税なので、じつに8年ぶりの増税となっています。
ちなみに2016年度のタバコ税で国に収めている金額は、なんと2兆1000億円という莫大な金額を収めていて、1本3円増税されることで2000億円から3000億円の税収入が見込める試算となっているのです。
愛煙家は高額納税者なので皆さん感謝しなくてはいけませんよ。
タバコ税は何に使われているんだ!
2019年から消費税が10%に引き上げと同時に導入される軽減税率に当てられます。
軽減税率というのは、生鮮食品や加工食品、新聞などが軽減税率の対象となっていて消費税が8%のまま購入できます。本来消費税は10%に上げられていますので差額分がマイナス2%となり、そのマイナス分を補うのがタバコ税ということになります。
加熱式タバコも増税対象
加熱式タバコといえば、アイコスやグロー、プルームテックが知られていますが、こちらも増税の対象になっています。現在は紙巻きタバコと税金の算出方法が違うので紙巻きタバコよりも税金が低く抑えられています。
アイコスやグロー、プルームテックはそれぞれタバコ葉の量など違いがあり、各社で税率にも大きく差が出ていて安い物ではJTのタバコカプセルは34.28円、高い物ですとフィリップモリスのアイコスヒートスティックは192.23円と加熱式タバコでも大きく税率が異なっているのです。
今後は製品間の差額を無くすため算出方法の見直しを行い紙巻きタバコの70%から90%程度になる見込みのようです。ただし加熱式タバコについては5年かけて徐々に増税していく方針のようです。現在はJTのプルームテックのタバコカプセルは安いですが、今後はタバコ税が6倍以上になると言われてますのでそうなると値上げしないといけません。
単純に紙巻きタバコが1箱60円増税となりますので、加熱式タバコは70%だとしても1箱(20本)42円の増税ということになるわけです。
私もアイコスを吸っていますが、現在、1箱460円ですので42円増税となれば1箱500円超えとなるということなのでちょっと厳しいですね。
こうなったらVAPE1本でいこうと思っています。
紙巻きタバコも加熱式タバコもやめるべき!
こんなに、増税!増税!と税金ばかり払わされてタバコを吸っていても逆にストレスが溜まってしまいます。今回の法案で私はアイコスもやめる決意が出来ました。
今後はVAPE1本でフレーバーはタバコ味でも吸いながら吸った気分を味わいたいと思います。
電子タバコ(VAPE)であれば増税もありませんし、かなりの節約にもなります。どの位節約できるのかはこちらの記事で算出していますので確認下さい。
参照電子タバコ(VAPE)の節約効果は?年間いくら抑えられるのか!
しかも、お金がかかるうえに体にも良いことはひとつもありません。
あなたもこの機会に禁煙してみてはいかがでしょう?電子タバコ(VAPE)であれば有害性も少ないですし経済面でも紙巻きタバコや加熱式タバコと比較すると断然経済的です。
せっかく苦労して働いたお金が税金ばかり取られているのは馬鹿くさいです。
そんな税金を払うお金があったら、自分の趣味に投資したり、欲しい車がワンランクアップさせることも出来てしまいます。我慢して購入できなかった物でも購入できてしまいます。
それでもあなたは税金を払いつづけますか?