電子タバコ(VAPE)には専門用語は多く電子タバコ(VAPE)について調べていても単語の意味が分からなく何が書かれているのか意味が分からないなんて経験がないでしょうか?
そんな電子タバコ(VAPE)入門者向けに用語の解説をしていきます。
何か調べていて意味が分からないことがありましたらこちらの記事を参考にしてもらえればと思います。
「か」から始まる用語
「か」から始まる用語について解説していきます。
カットオフ
カットオフとは強制的に通電を遮断させる安全機能です。10秒カットオフという安全機能が付いているMODの場合は、10秒以上吸い続けるとそれ以上はコイルに電力がかからないように強制的に通電を遮断して、コイルが加熱されなくなる安全装置になります。
カッパー素材
カッパー素材は銅の素材です。メカニカルMODで使用されているケースが多く、銅は抵抗値(1.68×10-8)が低く通電性も優れています。赤黒くツヤのあるところが魅力的でサビ付いたりしますが、それが余計にカッコよいという声も多くあります。
カトマイザー
カトマイザーとは、コイル部分とリキッドを保持する部分が一体型になっているもので、リキッドをタンクで保持するタイプと化学繊維の綿を使用するタイプとがあります。
カトマイザータンク
綿式カトマイザーをタンクに入れて使用するもので、リキッドはカトマイザーに穴を開けてリキッド供給が行われます。
カトマイザーパンチャー
カトマイザーの筒に穴を開ける工具でカトマパンチと呼ばれることが多いです。
カートリッジ
カートリッジとは、味が最初から付いたアトマイザーでドリップチップと一体型になっているものが多くあります。スティック型の電子タバコに多く見られ、カートリッジの味がなくなるとカートリッジのみを交換して吸うことができます。
可変電圧
可変電圧はVVとも呼ばれ、MODで電圧の出力調整することを可変電圧と言います。VV機能が付いたMODは電圧の出力を調整することでコイルにかかる電流を変化させてコイルの熱量を調整します。
空焚き
空焚きはドライバーンとも呼ばれ、自作のアトマイザー(RBA)を作る(ビルド)工程でコイルをデッキに取り付けてコットンを入れる前に行われる作業です。コイルに熱をかけて汚れを落とし抵抗値を安定させるために行われる作業になります。
また、コットンにリキッドが含まれていない状態でコイルに熱をかけるのも空焚きと言いますが、ウィックにリキッドが浸透していない状態でコイルに熱をかけますとウィックがコゲて使えなくなりますので注意が必要です。
カンガーテック
カンガーテックは2007年に中国で設立された電子タバコ(VAPE)メーカーです。ヨーロッパやアメリカでも人気が高いメーカーでISO14000規格を取得している世界基準の品質管理が行われている電子タバコ(VAPE)メーカーとして人気があります。
カンタルワイヤー
カンタルワイヤーは鉄、クロム、アルミの耐熱合金で電子タバコ(VAPE)では最も多く使用されているワイヤーです。温度管理機能で使用することができません。メジャーなコイルワイヤーなので価格も安価で入手しやすいワイヤーです。
ガンク
ガンクとはコイル内部に付着するリキッドの残留物、コイルの煤、コットンのゴミどがこびりついた物をガンクと呼びます。電子タバコ(VAPE)は加熱⇒冷却を繰り返し行われますので、徐々に劣化しガンクが付着してきます。ガンクが付いた状態で吸い続けると味が不味くなります。
「き」から始まる用語
電子タバコ(VAPE)の「き」から始まる用語解説をしていきます。
キック
キックはスロートヒットとも呼ばれます。これは、電子タバコ(VAPE)を吸った時に喉や肺にガツンと来る感覚を表した言葉になります。ニコチン入りリキッドなどはキックが強い傾向にあり、また、爆煙のものもキックが強い傾向にあります。要するに吸った時に来る刺激を表した言葉です。
KICK by EVOLV
KICK by EVOLVとは、可変電圧・可変電力機能が搭載されていないMODに可変機能を追加できるMOD用パワーレギュレーターです。バッテリーの+極側とアトマイザー側の電極の間に挟むように取り付けます。直径の長さから使用できないMODもあります。
吸気穴
アトマイザーの口金ネジの上部にある小さい穴で、機種によっては口金ネジの真ん中辺りについているものもある。穴の数が多く、穴の大きさが大きい程ドローが軽くなります。
「く」から始まる用語
電子タバコ(VAPE)の「く」から始まる用語解説をしていきます。
クアッドコイル
クアッドコイルとは、クアッドは4つという意味合いになりますので、コイルがデッキに4つ付いたアトマイザーを表した言葉です。
クラウドチェイス
クラウドチェイスとは、爆煙仕様のVAPEでミストをたくさん出すために重点をおいたVAPEを使用することを指します。クラウドチェイスを行う人をクラウドチェイサーと言い、電子タバコ(VAPE)でどれだけミストを出せるかクラウドチェイスの大会なども行われたりしています。
クリアロマイザー
クリアロマイザーはアトマイザーで透明のタンクで構成された既製品のアトマイザーです。コイルは既製品のコイルと交換するだけで使用し続けることができますので取扱が容易なアトマイザーになります。タンクがガラスなどの透明で出来ていますのでリキッドの残量も確認できるようになっています。
最初にスターターキットを購入して付いてくるアトマイザーはクリアロマイザーになります。
クローン(clone)
クローンはコピー品や非正規品を表します。電子タバコ(VAPE)はコピー品が多く出回っていて、正規品に比べて価格は安価で購入できますが、品質が劣る傾向があります。
グリセリン
グリセリンはVG(ベジタブル グリセリン)と表記され、リキッドに含まれるベース液として使用されています。PGと比べドロドロとした液体で爆煙にしたい場合はVGの比率が高いリキッド、または、VGのみのリキッドを選ぶと煙量が多くなります。
「け」から始まる用語
電子タバコ(VAPE)の「け」から始まる用語解説をしていきます。
ケミカル臭
ケミカル臭とはケミ臭などとも言われ、電子タバコ(VAPE)を吸った時に薬品のような臭いがした時をケミカル臭がすると言います。原因としてはアトマイザーの環境の問題、リキッドの味の問題など感じ方は個人差がありますが、吸った時に薬品のような味がしますのでマズイ味がしてきます。
ゲージ
ゲージとは、コイルのワイヤーの太さを表す単位で使用されます。数値が大きいほど細くなり抵抗値が上がります。逆に数値が小さくなると太くなり抵抗値が下がります。ビルドする時は24ゲージか26ゲージ辺りで組む人が多いです。
「こ」から始まる用語
電子タバコ(VAPE)の「こ」から始まる用語解説をしていきます。
コイル
コイルとは、通電させることで発熱するワイヤーのことを指します。コイルによってウィックに染み込んだ液体を気化させてミストにしますので電子タバコ(VAPE)では非常に重要な部位です。
素材も色々ありカンタルワイヤー、ニッケルワイヤー、チタンワイヤー、ステンレススチールワイヤーなどが最も多く使用されるワイヤーになります。
巻き方もグルグルと螺旋状に巻いていきますが、隙間なく巻くことをマイクロコイルと言い、一定の隙間を空けて巻くことをスペースドコイルと言い、同じ巻き数でもスペースドコイルの方が抵抗値が高くなります。
口金
口金とはバッテリーとアトマイザーとを繋ぐネジの規格になります。現在主流となっているのが510口金で、それ以外にもego口金などもあります。
香料
香料はリキッドに含まれる液体です。リキッドに含まれる香料は食品添加物でリキッドの香りを付けるために添加されています。
コットン
コットンはウィックの素材として使用される綿です。タンク内にリキッドをコットンに吸収させてコイルの熱でミスト化します。いわゆるタンク内のリキッドをコイルまで搬送させる役割を果たします。コットンはオーガニックコットンを使用したほうが雑味がなく味が良くなります。
コンタクトピン
コンタクトピンとはMODからアトマイザーに電気を供給するための接触部分で端子部分のピンを指します。
コネクター
コネクターとは口金の事を指します。
コンベンションRDA
コンベンションRDAとは、煙を多く出しやすくするために口径の大きなドリップチップ(ワイドボア)が搭載されたRDAのことを指します。
ゴーイチマル(510)
510とは接続口金のことを表し、ドリップチップ、アトマイザー、MODの接続するネジ規格になります。電子タバコ(VAPE)では現在最も主流となっている規格です。
電子タバコ(VAPE)用語解説まとめ
電子タバコ(VAPE)の「か」行から始まる用語解説をしました。
電子タバコ(VAPE)には専門用語がとても多くてインターネットで電子タバコ(VAPE)のことを調べていても良く分からない単語が出てきて意味が通じない場合があります。
そんな入門者向けに用語の解説をしてみましたので、電子タバコ(VAPE)の記事を見ていて分からないことがありましたら参考にして頂ければと思います。