プルームテックはJT(日本タバコ産業)が販売している電子式タバコである。
「電子式タバコならVAPEなの?」と思ったかもしれませんが、VAPEとも異なります。立ち位置としてはVAPEとアイコスやグローの中間という位置づけといえば分かりやすいでしょうか。簡単に言うと、「ニコチンが摂取することのできる電子タバコ」というのが1番ふさわしいかもしれません。
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そもそもJTとは?
タバコを吸っていればJTは、日本のタバコ会社だなという認識はあると思いますが、タバコに全く興味がない人にとってはJTが何のことか分かりませんね。
JTは日本を代表するタバコ企業であり、世界でも第4位のシェアを誇る会社。
代表する銘柄
●セブンスター
●ウィンストン
●ピアニッシモ
●ナチュラル・アメリカン・スピリット
●ピース
●ホープ
●キャメル
●ベヴェル
●ハイライト
●ゴールデンバット
●エコー
●わかば
●しんせい
●うるま
●バイオレット など
これらのタバコを製造・販売しているのがJTです。2013年には、プルームという加熱葉と香料を加熱して吸う加熱式タバコを販売したが、売れずに廃盤。その後、2016年3月に後継品となるプルームテックを開発し販売している。
プルームテックってどんなもの?
それでは、プルームテックはどのような物かというと、
本体内部の綿に染み込ませたグリセリンなどを電気の熱で水蒸気化し、本体先端に取り付ける粉末タバコ葉が入ったタバコカプセルを通ることでニコチンが含まれる蒸気になり、その蒸気を吸い込むという仕組みです。
現在は、東京都と福岡市にしか店舗がありませんが、2018年度から全国展開していく予定。
プルームテックはインターネットでも購入できますが、現在は価格が高騰していますので購入するのは価格が落ち着いてからの方が得策でしょう。どうしても今味わいたくて、近くに店舗がない場合はインターネットで購入するしかありません。
定価が4,000円ですが、現在2017年8月現在、楽天・Amazon・Yahooなどの価格はおおよそ16,000円でスターターキットが販売されています。
「4倍ですよ4倍!」購入はもう少し待ちましょう。
プルームテック公式サイトのオンラインストアからも購入できます。会員登録などのややこしい手続きがありますが、今現在、安く購入するのであれば、店舗まで足を運ぶか、店舗まで行けない場合はオンラインストアが最も安く購入できる手段になります。
プルームテックのスターターキット内容
プルームテックを購入する場合は、まずスターターキットを購入します。スターターキットの中に入っている物はこのようになります。
- プルームテック充電バッテリー
- USBチャージャー
- ACアダプター
- キャリーケース
スターターキットにはこのような付属品が入っています。本体と充電器が入っていますが他のスターターキットと違う点は、プルームテックはキャリーケースが付いてきます。まぁ当然といえば当然かもしれません・・・この棒状の本体を1本片手に持っているのもどうかと思いますね。
ケース内にはバッテリーと専用のタバコカプセルとカートリッジが収納できるスペースがあります。アイコスやグローは本体+ヒートスティック(グローはネオスティック)の2つを持ち運ばなくてはいけませんが、プルームテックは1個のケースに全てが収納できるようになっています。
ケースのデザインは微妙ですが、何もないよりは付いていた方が持ち運びといった点でも便利です。使用する前は、バッテリーを充電しないといけませんがバッテリーの充電は90分でフル充電されます。
充電中はUSBチャージャーのランプが赤色に点灯して、充電が終わると白く点灯に変わります。フル充電の状態からバッテリーが無くなるまで吸える回数は250回(1回=ひと吸い)、タバコカプセル5個分が連続で使用可能になっている。
プルームテックの使用方法
吸うためには、本体以外に専用タバコカプセルを予め購入しておかないといけません。専用タバコカプセルの中には、タバコカプセル5個とカートリッジ1本が入っています。つまり、カプセル5個使用するのに1本のカートリッジを使用するということになります。
プルームテックはこれ1本が本体と思っていたのではないでしょうか!?てか、私がそう思っていました・・・スターターキットに入っているのはバッテリーのみで、カプセルを購入したらカートリッジが入っています。カートリッジも消耗品ということですね。
購入したら、バッテリーとカートリッジはねじ込みになっていますのでクルクルとつなぎ合わせます。カプセルをカートリッジ先端に装着したら準備がOKです。
これで待つことなく吸えるのが最大の魅力です。
アイコスやグローはボタンを押してから数秒待たないと吸うことができませんでしたが、プルームテックはカプセル装着後すぐに吸えてしまい、吸うと自動で電源が入り先端のLEDタンプが点灯するようになっています。
1カプセルが50回吸えます。これも自動でカウントしてくれて交換時期になるとLEDランプが12回点滅しますので、点滅したらカプセル交換をしましょう。
この50回というのは、1回で2秒吸った場合の計算で算出されるような仕組みなので、100秒吸うとLEDランプが12回点滅するようになります。このカウントは途中で何かをしても継続されていますので、例えば、途中でカプセルを交換した場合でも、前回のカプセルから引き続きカウントがされている状態になりますので、なくなる前に点滅してしまうということになります。
カウント時間は吸う時間にも左右されますので、1秒しか吸わない人であれば、100回吸ったら点滅しますし、1吸いが5秒の人であれば20回で点滅が始まります。あくまでも、吸った時間が100秒を経過した時点での点滅となりますのでお間違いないように。
カプセルを5個吸い終えて、次のカプセルの箱を開けるタイミングでカートリッジの交換も行います。
タバコカプセルの種類は?
プルームテック専用タバコカプセルは「メビウス」で全3種類。価格は1箱460円なので、アイコスのヒートスティックと同じ値段。中には、リキッドを含んだカートリッジ1本とタバコカプセルが5個入っている。
メビウス・クーラー・グリーン
写真の左の緑色のケース。
説明では、ストレートなメンソールの味わい。シャープな香り立ちと力強い清涼感ということですが、分かりやすくいいますと、きついメンソールです。きついメンソールと言っても、プルームテックはどれも軽い味わいなので、タバコのメンソールと比較すると断然軽い味わいになります。
メビウス・レギュラー
写真の真ん中の黄色いケース。
説明では、タバコ本来の味わい。深みのある香り立ちと、スムーズな吸い心地ということですが、唯一のメンソールではないカプセルです。メンソールを吸わない人はこちらの選択枠しかありません。きつさでいけばメビウスのエクストラライトといった感覚です。
メビウス・クーラーパープル
写真の右側の紫色のケース。
説明では、香りを楽しむメンソールの味わい。華やかな香り立ちと、広がるミント感ということですが、こちらは甘みのあるメンソールになります。ブルーベリーのような甘みがあり、その中にスースーと清涼感あるメンソールが入った、アイコスのヒートスティックで例えるならパープルメンソールといった感覚です。
プルームテックを吸った臭いは
プルームテックは臭わないというのが特徴で、タバコのような臭いもありませんし、アイコスのような独特の臭いもなく、ほぼ無臭に近いのが魅力。なので、部屋も臭くなりませんし、服に臭いがつくこともありません。
これであれば、今まで換気扇の下で吸ってたり外で吸ってた人でもプルームテックに変えれば家の中で吸っていも文句を言われなくなるかもしれません。
1カプセル50回吸えるけど、1回でそんなに吸わない
アイコスのヒートスティックやグローのネオスティックだと途中で中断するとそれまででしたが、プルームテックのカプセルは途中で中断することが可能です。
仕事中休憩していて、誰かに呼ばれたなんて時でもそのままの状態で吸い止めることができ、次に吸う時はそこからカウントされますので、カプセルを無駄なく吸えるという点では、どのタバコよりも経済的です。
吸い終わったカプセルは
50回吸い終わると、カプセルを交換しなくてはならないが、使用済みのカプセルは臭いもありませんので、そのままゴミ箱にポイっと捨てて大丈夫です。灰皿いらずというのが良い点でもあります。
プルームテックまとめ
プルームテックについて紹介しましたが、プルームテックはアイコスやグローと比較するとメリットが多くあります。ただ、味が好みでないという人も多く一概にこちらが良いとは言い切れませんが、他のタバコよりも優れている点は
●臭いが少ない
●途中で吸うのを中断できる
●経済的である
この3つのポイントは他のタバコよりも優れており、この項目を重視している人にとっては、プルームテックは魅力的な1本になるのではないでしょうか。
まだ価格が高騰していて手に入るのが困難な状況です。プルームテックは今後も人気がでること間違い無しですね。