グローとはBATが販売している電子タバコではなく加熱式タバコ！

グローは2016年12月に宮城県仙台市で先行発売され、2017年3月かた東京都・大阪府・宮城県全域に販売を広げ、2017年10月には全国発売する見通しとなっている。

グローは、BAT（ブリティッシュ・アメリカン・タバコ・ジャパン）から出ている加熱式タバコでアイコスと非常に似た作りになっています。

そんなグローについてまだ知らない部分が多くあると思いますので紹介していきます。

グローを出してるBATって？

タバコを吸っている方でも、銘柄は気にしますがタバコの会社までは興味がない場合が多いでしょう。BATは、イギリス・ロンドンに本社を構える会社でタバコの製造・販売をしている企業です。

世界的に見ると、中国煙草総公司、フィリップ・モリスに次ぐ3番目に位置するBAT、タバコブランドとしては大手で、日本で販売されているタバコもBAT製の物が多くあります。

ケントやラッキーストライク、クールなど有名どころがあります。タバコを吸われている方は、「ここがBAT製なのかー」なんて思われたかもしれません。

世界が禁煙ムードの中、BATでもちょっと出遅れた感はありますが加熱式タバコを開発・販売することになり、それがグローになります。

グローは電子タバコじゃないの？

グローは、バッテリーなどで電気を使用していますが、ネオスティックと呼ばれるタバコ葉が入っているものを本体に差し込み電気で加熱してニコチンを含んだ蒸気を吸う構造になっていますので、厳密に言えば加熱式タバコになります。

メーカーや形状は異なりますが、アイコスと同様の仕組みになるわけです。アイコスと同様に、有害性物質は9割削減され、紙巻きタバコのように火を使いませんので、煙は出ませんし副流煙の心配もありません。

匂いも紙巻きタバコと比べると断然少なくなりまので、紙巻きタバコから電子タバコや加熱式タバコに変えていく人は増えています。

グローの本体カラーは何種類？

グロー本体のカラーは全部で5種類。

本体カラーはこれら5色の色から選べます。

グローの付属品の内容

グローのスターターキットに入っている付属品はこのようになります。

スターターキットはこのような付属品が入っていて、充電するためのACアダプタとUSBケーブル、内部を定期的にクリーニングするためのクリーニングブラシが付属品になっています。

グローのバッテリー充電にはどのくらい時間がかかる？

バッテリー容量は3200mAhで、フル充電する時間は2時間から4時間かかります。「そんなに時間かかるのー」と思ったかもしれませんが、充電中でも吸うことができますので安心してください。

コントロールボタンの点灯状況でどのくらい充電されているのかを確認できます。

フル充電から充電が無くなるまでは、ネオスティック35本吸うことができます。ただ、アイコスも20回と言いながら、それ以上吸えますので、グローも35本以上吸えるかもしれません。

充電方法は、ACアダプタをコンセントに挿し込みUSBケーブルを接続し、グロー本体底面に差込口がありますのでそこに差し込めば充電が開始されます。

使用中に充電残量を確認する場合は、コントロールボタンを押すことでランプの点灯状態を確認して残量を把握することができます。

クリーニングブラシの使用頻度は？

クリーニングは20本に1回の頻度でクリーニングブラシで内部を清掃します。

クリーニング箇所はネオスティックが入る穴と、その裏側の穴をクリーニングブラシでゴシゴシと磨きます。グリセリンやニコチン汚れが出てきますので、ゴミ箱の上や下に何かを敷いてクリーニング作業を行いましょう。

保証書があるけど保証期間は？

保証期間については、1年間ありますので1年間は故障しても安心です。

グローの使用方法

グローを吸うにはどのような手順で行えばよいのか見ていきます。

グロー本体にネオスティックを入れる

上部の蓋をスライドさせてネオスティックを挿入します。引っかかったりした場合は無理に挿入しないで、一度抜いて入れ直すとか軽く左右に回しながら入れるなどしてください。挿し込む位置はネオスティックにある点線が見えるか見えないかの位置まで挿し込みます。

ヒーターを加熱させる

次にコントロールボタンを3秒間長押しするとヒーター加熱が開始されます。バイブ機能を作動させておくと、コントロールボタンを長押しした時にバイブで知らせてくれますので、バイブが鳴ったらボタンから指を離します。

40秒程でヒーター加熱は終了します。この時再びバイブで知らせてくれますのでバイブ機能をONにしておくと便利です。

バイブ機能がOFFの場合は、コントロールボタンのランプが、右上・右下・左下・左上の順番で点滅し、ランプが全点灯したら加熱完了になります。

ネオスティックを吸う

加熱が終わると吸うことができます。吸える時間は約3分、吸い始めて3分経過するとバイブで知らせてくれます。終了のバイブからは20秒ほど吸うことができます。

バイブ機能がOFFの場合は、コントロールボタンが全灯から1灯に変わりますのでランプを確認しましょう。

グローを途中で吸い止めるには

仕事中休憩していて、急に呼び出されてしまったなんてことありますよね。そんな場合は途中で吸うのを止めなくてはなりません。こういう場合は、コントロールボタンを3秒長押しすると電源が切れますので途中で吸い止めることも可能です。

途中で吸うのを止めたネオスティックは吸えません。

グローは連続で吸えるの！？

アイコスですと、1本吸うたびにホルダの充電が必要になりますが、グローは連続で吸うことが可能です。

吸い終えたら

吸い終えたらネオスティックをグロー本体から抜きます。抜いたネオスティックは灰皿かゴミ箱に捨てましょう。その後、ネオスティックは挿入部のスライドカバーを閉じて保管しておきましょう。

ネオスティック

ネオスティックはケントで味は3種類あります。

現在はまだ3種類しかありません。

20本入りで420円なので、アイコスと比較すると1箱辺り40円も安いです。ネオスティックを分類すると、タバコ系が1種類、メンソール系が2種類と大別されます。

【ブライトタバコ】

メンソールを吸わない方は、ブライトタバコしか選択枠がありません。アイコスに比べるとタバコ感は強いです。元々ケントを吸われているいる人ならさほど違和感なく吸えるのではないでしょうか。

【フレッシュミックス】

メンソールがやや加わったタバコという印象でしょうか。メンソールが加わった分吸ったときの吸いごたえはあります。軽くメンソールを味わいたい人はこれが良いかもしれません。

【インテンスリーフレッシュ】

もろにメンソールです。箱を開けた時から爽快感が漂い、吸うと結構のきつさのメンソールがきます。メンソール派は間違いなくこれでしょう。

グローは電子タバコじゃないの？まとめ

グローは、BATが販売している加熱式タバコです。アイコスと同様にタバコ葉の入ったネオスティックというフレーバーを加熱することによって蒸気を吸い込みニコチンを摂取します。

それでは同様のアイコスと比較してみると

勝っている点

●連続で吸える

●サイズがやや小さい

●バッテリーが長持ち

●フレーバーが1箱40円安い

●故障し難い

●本体の色の種類が豊富

劣っている点

●フレーバーの種類が少ない

●吸う時に本体ごと持たなくてはならないので重い

●連続で吸えてしまうので節約効果は少ない

といったかんじでしょうか。

どちらが良いかは、人それぞれありますので一概には言えませんが、遅出しじゃんけんではありませんが、後から出たグローの方がサイズ・バッテリー容量から機械的性能面では優れているのではないでしょうか。