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iStick Pico RDTAはどんなVAPE
Eleaf(イーリーフ)から出してる、iStick Pico RDTA、若者向けのデザインといったイメージでRDTAのタンク部分を内蔵したスターターキットになります。
RDTAとは、リビルダブルドリッパータンクアトマイザーのことで、RTAとRDAのいいとこどりをしたアトマイザーで、コイルが吸口に近いので味も濃くタンクがあるので持ち運びができるところがメリットであり、逆にデメリットとしては下のタンクからウィックでリキッドを吸い込ませますが、重力に逆らっているのでリキッドが不足しがちな点ですね。
iStick Pico RDTAはバッテリーを内蔵した仕様で、コンパクト設計であることから手軽に持ち歩きが可能で側面のトライバルスタイルの絵柄が印象的なデザイン。
それでは、iStick Pico RDTAの仕様について見ていきましょう。
iStick Pico RDTAの仕様
- サイズ:100mm☓50mm☓24mm
- 重量:148.7g
- 出力範囲:1-75w
- 出力モード:VW/バイパス/スマート/温度Ti、Ni、SS/TCR-M1、M2、M3
- 抵抗値範囲(VW/バイパス/スマートモード):0.1Ω-3.5Ω
- 抵抗値範囲(TCモード):0.05Ω-1.5Ω
- 温度範囲:200°F-600°F/100℃-315℃
- リキッド容量:4.2ml
- リキッドチャージ:サイドフィル
- バッテリー容量:2300mAh(内蔵バッテリー)
- コイル:RBA デュアルコイル
- エアフロー:サイドエアフロー
- その他機能:デュアルサーキット保護(過充電、過放電、過電流)/プレヒート予熱機能搭載/物理リセットボタン/ファームウェアアップグレード可能
iStick Pico RDTAの仕様は、iStick Picoとほぼ変わらない機能になっています。
iStick Picoの機能を知らない人はこちらの記事から確認して下さい。
サイズもiStick Picoと同等の大きさで、ボタンの位置が若干変更されています。そしてトライバルスタイルの絵柄が入りオシャレになっていますが、形状などの外観的な違いはさほど見受けられません。
iStick Pico RDTAのスターターキット内容
iStick Pico RDTAのスターターキットの中身はこれらの付属品が入ってます。
- iStick Pico RDTA本体
- クラプトンコイル2個
- ウィック
- マイクロUSBケーブル
- シーリング(予備パッキン)
- 取扱説明書
iStick Pico RDTAはスターターキットにコイルとウィックが入っていて、自分でアトマイザーにコイルやウィックを装着しなければいけませんので電子タバコ入門者にはちょっと難易度が高いかもしれません。
スターターキットでiStick Picoとの違う点はコイルとウィックが入っているくらいで他の付属品は同じ内容になっています。
充電用のマイクロUSBケーブルは付属していますが、ACアダプターは付属していません。ACアダプターは何でも良い訳ではありませんので下記より参照ください。
参照電子タバコ(VAPE)充電用のACアダプター選びは要注意
iStick Pico RDTAはボタンの位置が変更された
iStick Picoとボタンの位置が若干異なり、ファイアボタンが上面にあります。iStick Pico RDTAはボタンの位置が変更になり、iStick Picoと比べて操作がしやすくなっています。設定値を変更するサブボタンはiStick Picoと同じく底面になります。
iStick Pico RDTAはファームウェアをアップロードできるタイプですが、MODはバッテリー内蔵型を採用しているため、ソフトウェアがフリーズなんかを起こしてしまいますと、バッテリーを取り外すことができません。
このことからバッテリーによるリセットができなくなってしまい、それを解消するのに新たにリセットボタンが付いています。ボタンの位置はサブボタンの+と-のちょうど真ん中に穴が開いてますので、そこから細い棒状の物を挿し込むと再起動ができます。
iStick Pico RDTAのアトマイザー分解・組み立て(ビルド)
アトマイザーを分解してコイルとウィックを自分で取り付けていきます。アトマイザーはiStick Pico RDTA専用設計なので交換部品は今のところありません。スリーブには、本体と同じ絵柄が入っていてオシャレなデザインです。
ワイドボアドリップチップ一体型となっているトップキャップはエアフロー調整兼用となっていて、サイドエアホールは4つずつ2箇所の計8箇所で無段階サイドエアフロー調整を行うことができます。
RDTAはオーソドックスな形状をしていますのでRDTA入門にはよい機種かもしれません。デッキもスタンダードな2ポールでできていますのでビルドも簡単にできてしまいます。
ビルドする時に必要な道具は予め揃えておきましょう。
●精密ドライバー
●ピンセット
●ニッパー
これらの道具を使用しますので予め準備しておいてください。これだけあればこと足りますが「これからも色々とビルドをしていくんだ!」という場合は工具一式セットを購入しておくと今後便利です。
道具が準備できたらコイルとウィックを取り付けます。
先ずは、精密ドライバーでデッキ2本先端のビスを緩めます。それからコイルが向かい合わせになるようにしてコイル両端をデッキの穴に通します。
次に緩めたビスで固定するだけでコイルの取り付けは完了です。最後にコイルの線が出過ぎていたらニッパーで切り落としましょう。
続いてウィックをコイル筒内に通していきます。そして、ウィックの両端をデッキ底にある丸穴から下側に出してタンク内に入れていきます。長さは下まで垂れ下げ無くてもリキッドを吸い上げてくれますのでデッキの底から少し出たくらいで切ってしまいましょう。これでウィックの取り付けも完了です。
なれないうちは時間がかかってしまいますが、慣れてしまうと数分でできてしまいます。
iStick Pico RDTAのリキッド補充方法
ビルドが終わったらリキッドをウィックとタンク内に補充します。
リキッドの入れる箇所はサイドフィルなので、横の穴から直接補充していきます。最初はリキッドを吸収していませんのでコイル内のウィックにもリキッドをさしておきましょう。
それからエアフローが全開だとスカスカで空気ばかり入ってきてしまいますので、片方4つの穴のうち1個開いているくらいがちょうど良い味わいとミスト量になりますのでエアフローを調整してください。
iStick Pico RDTAの吸い心地は
RDTAでけあって味わい深く濃い味がします。ミスト量はこのとおり
爆煙です!
誰かが目の前にいても、煙で前が見られなくなってしまいます。爆煙好みの方にとっては最高でしょう。コイルが吸口から近いので味わいも深くリキッド本来の味が楽しめます。
iStick Pico RDTAのまとめ
iStick Pico RDTAについて簡単に紹介しましたが、機能面についてはiStick Pico同等の機能がついていますので操作も簡単に行えます。また、コイルとウィックを自分で作るという手間がありますが手間をかけた分味わい深くVAPE本来の味が楽しめるという点ではおすすめです。
カスタマイズするにはコイルとウィックを交換すれば、また違った味わいやミスト量に変更もできますので自分好みのVAPEができそうですね。
iStick Pico RDTAの良い点を上げるなら
●コンパクト設計で持ち歩きが楽
●ビルドが初心者にでも簡単にできる
●手軽にRDTAの味わいが楽しめる
●デザインがオシャレ
逆に悪い点は
デッキ交換ができないのでカスタマイズできない
バッテリー内蔵型なので交換ができない
こんな感じでしょうか。
iStick Pico RDTAは若者向けのデザインでRDTAの最初の機種としては扱いやすく、RDTAでリキッド本来の味わいを堪能してみたい方にとってはおすすめです。
そして周囲の電子タバコを吸っている人と差をつけるのにiStick Pico RDTAを持っていると他の人から一目置かれるかもしれません。
ちょっとオシャレな深い味わい・・・そんな言葉が合いそうなiStick Pico RDTA