喫煙者の皆さんは一度は試してみたことのある禁煙パイポ。
実際に禁煙できるのかというと、ほんの一握りの人しか禁煙はできていません。
では、なぜ禁煙パイポで禁煙ができないのかというと、吸う動作や吸い込んで味が出るところまではタバコの動作と同じなのですが、吐いた時に何も出てこないという点がタバコの動作とひとつ違う点になります。
そんなこともあり、マルマンは電子パイポを出して、全てがタバコを吸う動作と同じくすることでよりタバコを吸った感覚を再現して禁煙できるように電子パイポという名の電子タバコを販売しています。
それでは、マルマンから出している電子パイポとはどのような物なのか見ていきましょう。
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電子パイポの構造
こちらが電子パイポを分解した写真になりますが、基本構造は普通の電子タバコと同じで大きく3つに分けられます。
- バッテリー
- アトマイザー
- ドリップチップ
バッテリーの役割
バッテリーはご存知かと思いますが、電気を供給する部位です。電子パイポではアトマイザーの部分に電気を流すことでアトマイザー内にあるコイルが加熱されます。その電気を流すための役割を果たすのがバッテリーになります。
USBの充電器が付属しますので充電しながら繰り返し使用します。
アトマイザーの役割
アトマイザーはリキッドを入れるタンク部分とリキッドを加熱させるコイル部分とリキッドを染み込ませるウィック部分があります。電子パイポはリキッドをタンクに供給してそのリキッドがウィックに染み込みウィックに染み込んだリキッドをコイルによって加熱した蒸気を吸い込むという仕組みになっていますので、アトマイザーとは蒸気を作り出す部分になります。
ドリップチップの役割
ドリップチップは口を付けて吸い込む部分になります。アトマイザーで作られた蒸気をドリップチップを通して口の中へと吸引します。
電子パイポ購入時のセット内容
電子パイポを購入すると非常にシンプルなセット内容になっています。
- 電子タバコ本体（バッテリー+アトマイザー+ドリップチップ）
- リキッド
- USB充電器
セット内容はこのようになっていて、本体とリキッドとUSB充電器が入っています。
リキッドは最初から付いてくるところは嬉しい点で別途購入しなくてもいいので、電子パイポを購入すると直ぐに吸える環境になってしまいます。
電子パイポの使い方
電子パイポの使い方は至ってシンプルで初めて使用する人でも直感的に使用することができてしまいます。
アトマイザータンクにリキッドを補充
先ずはアトマイザータンクの中にリキッドを補充します。アトマイザータンクにリキッドを補充する時はドリップチップを取り外します。ねじ込み式なので緩める方向に回すと外れます。
アトマイザータンク内にリキッドを補充していきます。中心の筒に入らないようにタンクの側面にリキッドの先端を付けるようにしながらリキッドを補充していきましょう。8分目くらいまで補充すれば十分です。
最初とコイル交換時はウィックにリキッドが浸透するのに時間がかかりますので15分くらい置いてから吸うようにしてください。直ぐに吸ってしまうとウィックにリキッドが染み込んでいないままコイルに熱が加わることでコイル焼けや空焚きとなってウィックが焦げて変な味になりコイルを直ぐに交換しないといけなくなってしまいます。
バッテリーの充電方法
バッテリーを充電するにはアトマイザーをバッテリーから取り外します。アトマイザーはねじ込み式になっていますので、緩める方向に回すとアトマイザーが外れます。
充電器はこんな小さい充電器になっています。充電器にバッテリーを差し込みます。アトマイザーが付いていた所に充電器が入るようになっています。ねじ込み式なので締める方向に回してあげると取り付けられます。
ACアダプターのUSBポートに充電器のUSBを差し込むと充電が開始されます。充電器がオレンジ色のランプが点灯してバッテリー側は白いランプが点灯します。充電が完了したらランプが消えますので一目で充電が終了したことが分かるようになっています。
吸い方
吸い方は至って簡単でバッテリーに付いているボタンを押すことでコイルが加熱されます。ですので吸う手順としては
- ドリップチップを加える
- バッテリーのボタンを押すながら吸い込む
- 吸い終えたらバッテリーのボタンを離す
- 吐き出す
という流れで吸っていきます。
使用しない時はバッテリーのボタンを5回押すことで電源OFF、再度5回押すと電源ONになりますので使用しない時は電源を切っておきましょう。
吸い心地は
一般的は電子タバコは直接肺まで吸い込むように吸いますが、電子パイポは吸った時に重みがありますので一度口に入れてから吸い込むという、タバコのような吸い方になります。これが最も禁煙するには良い動作で、吸った感覚が紙巻きタバコと同じ感覚で吸えますので、紙巻きタバコから電子タバコに変えようと思っている人は電子パイポが良いのではないでしょうか。
本格的に禁煙したい方は電子パイポEX
電子パイポにも種類がありますが、本格的に禁煙を考えている方は電子パイポEXをおすすめします。
こちらは電子パイポのハイスペックモデルで、基本的な使用方法は変わりませんが部品のパーツ数も多くなり、サイズも長くなっています。そして電圧調整などの機能も増えています。
セット内容も呼びコイルが最初から備わっていて、充電器もケーブルに変更されています。
通常版ですとちょっとおもちゃっぽいお試しって感覚ですが、EXは本格的な電子タバコという感じで長く使用しようと思っている人は電子パイポEXを選ぶと良いです。
電子パイポまとめ
禁煙パイポを出しているマルマンから販売されている電子パイポは禁煙しようと考えている人には良いアイテムです。
禁煙パイポは吸って味がするというところまではタバコと同じ動作なのですが、吐いた時に何も出てこないのが喫煙者が禁煙できないポイントなのです。
それを改善したのが電子パイポで吸ってから味が出て吐いた時に煙感覚の蒸気が多く出てきます。加熱式タバコなんかも煙量が少ないですが、電子パイポは紙巻きタバコの煙量以上に煙が出てきますので禁煙できる要素が増えています。
そして何よりも、吸った時のドロー（重さ）感がタバコに近いところです。普通の電子タバコですと肺まで一気に吸い込むように吸うタイプが多いですが、電子パイポはタバコと同じように一度口に含んでから吸い込むように吸いますのでタバコと同じ感覚で吸えます。
これが、タバコを止めるうえで最も重要なポイントでもありますので本気で禁煙を考えているのであれば電子パイポをおすすめします。
タバコをやめると無駄な出費も抑えられ、健康面にもとても良い影響を及ぼします。
この機会に電子パイポを試してみてはいかがでしょうか。
