アスパイアから出しているX30 Rover kitを紹介していきます。
X30 Rover kitの特徴としては、本体サイズが非常に小さいコンパクトサイズのテクニカルMODという点です。コンパクトサイズだと持ち運びの際、携帯に便利というメリットがあります。
パット見はアスパイアEVO75のキットに見えてしまいますが、X30 Rover kitは一回り小さいサイズになっています。
それではX30 Rover kitについて詳しく見ていきましょう。
Contents
スターターキット内容
X30 Rover kitのスターターキットの中身についてはこのようになります。
- NX30 MOD
- NautilusXクリアロマイザー(1.8Ωコイル組込)
- 予備パイレックスガラスチューブ
- 充電用USBケーブル
- ネックストラップ
- ワランティーカード
- 取扱説明書
X30 Rover kitのスターターキットを購入すると中身はこのようなセット内容になっており、MODはNX30という機種で30Wまでの出力を出せるMODになります。
アトマイザーはNautilusXのクリアロマイザーが付いていて、コイルは1.8Ωのコイルが組み込まれています。タンクはパイレックスガラスのチューブで、予備も1個付属しています。チューブの予備はあるのにコイルの予備が入っていない所は少し残念です。
それから、充電用のUSBケーブルが付いてますがACアダプターは付属していませんので予め準備しておいた方が良いでしょう。
参照電子タバコ(VAPE)充電用のACアダプター選びは要注意
そしてネックストラップが付属してきます。必要かどうか分かりませんが、MODの上部に取付部がありますので首からVAPEを吊り下げて持ち運びすることができます。
最後にワランティーカードと英語の取扱説明書とが入ったセットになります。
NautilusX クリアロマイザー仕様
NautilusXのクリアロマイザーについて見ていきます。
- サイズ:直径22mm×高さ45mm(接続部含む)
- タンク容量:2.0ml
- 接続部:510スレッド
- ドリップチップ:510
- コイル:プリペイド交換式
- リキッド補充:トップフィル
- エアフロー部位:トップエアフロー
- 材質:ステンレス、ガラス
- 色:シルバー
NautilusXのクリアロマイザーはコンパクトサイズになっているのが特徴的です。
エアフロー
NautilusXのエアフローはトップエアフローになっています。吸い込み口は上にありますが、コイル内の下まで行ってからUターンしてドリップチップから出てくる構造になっていますので蒸気をしっかりと運んでくれます。
上部のリングを回すことで無段階調整ができますので自分好みの吸い込み量で調整してみてください。
リキッド補充
NautilusXのアトマイザータンクへのリキッド補充はトップフィル式になっています。
トップキャップがねじ込みで付いていますので、緩める方向に回したら外れます。トップキャップが外れたらリキッドをタンク内にそのまま補充しましょう。
リキッドの補充が終わったらトップキャップを締めます。一番最初の時とコイル交換時はウィックにリキッドが浸透するまで20分位は放置しておきましょう。
NX30 MODの仕様
NX30 MODの仕様はこのようになっています。
- サイズ:60mm×22.5mm×36mm
- 重量:約93g
- バッテリー:内蔵型 2000mAh
- ワット出力範囲:1W~30W
- 電圧出力範囲:0.5V~8.0V
- 抵抗値範囲:0.2~3.5Ω
- 出力モード:W / V / バイパス
- スレッド:510
- 充電ポート:マイクロUSBポート
- 色:黒、シルバー、青、赤
手の中の収まる非常にコンパクトなMODになっています。コンパクトながらバッテリーは2000mAhの大容量バッテリーを搭載しているのが特徴的です。
出力は30Wまでの出力範囲になっていますが、クリアロマイザーで使用するなら30Wもあれば十分かと思っています。
出力モードは温度管理機能がなく、W / V / バイパスの3種類のみになります。正直、温度管理機能って個人的には必要ないと思っていますのでこれだけの機能があれば十分です。
MOD充電
充電は側面に付いているマイクロUSBポートに付属しているマイクロUSBケーブルを挿し込み、反対側はコンセントに繋がったACアダプタのUSBポートに接続すれば充電されます。
ACアダプターは5V1Aの仕様になっていますので、それ以外の電流を流すとバッテリーの劣化やトラブルの原因となりますので、ACアダプターは正しい物を使用しましょう。
操作方法
MODの操作はファイアボタンと+ボタン、-ボタンの3つしかありませんので非常に簡単に操作を行えます。液晶ディスプレイの数値を確認しながら設定変更を行いましょう。
●ファイアボタン5回押す:ロック / アンロックの切り替え
- ロック中は操作することができませんので使用不可。
- ロック中にファイアボタンを長押しすると電源OFFになり、ファイアボタンを5回押すと電源ON。
●ファイアボタン3回押す:ステルスモード
- ディスプレイの表示がされなくなりますが、使用することはできます。
- 電池を長持ちさせて省エネする場合に使用。
●ファイアボタンとマイナス(-)ボタンを同時長押し:出力・モード変更をロック / アンロック
- ロック中でもファイアボタンは使用可能。
- ロック中は出力変更ボタンの使用ができなくなります。
●ファイアボタンとプラス(+)ボタンを同時長押し:モード変更
- ワット(W)モード、ボルト(V)モード、バイパス(B)モードに切り替えることができます。
●プラス(+)ボタンとマイナス(-)ボタン同時長押し:ディスプレイ表示反転
- MODを横向きにした時に表示の上下向きを変更できます。自分の見やすい方向に設定しましょう。
X30 Rover kitのまとめ
アスパイアから出しているX30 Rover kitについて紹介しました。
非常にコンパクトなBOX MODのX30 Rover kitですが、コンパクトな分持ち運びが非常に便利というのが特徴です。
コンパクトでありながら、内蔵バッテリーの容量は2000mAhと同クラスのMODの中では最もバッテリー容量が大きい機種になっています。
出力モードもとてもシンプルで、ただリキッドを入れてVAPEを楽しみたいという方にとっては十分な機能といえます。私も色々な設定ができるMODを持っていますが、出力は20Wから30Wの範囲内で吸っていますし、ほぼワッテージ(W)モードでしか使用していません。
ですので、この機種の機能でも十分に補える範囲でしか吸っていないことになります。
X30 Rover kitのMODのバッテリーは内蔵型ですし、初心者にとってはバッテリー選びなどの余計な手間もかかりませんのでおすすめできる1台でしょう。
コンパクトなBOX MODを探している方はX30 Rover kitが良いのではないでしょうか。