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アスパイア(Aspire) Odyssey KitはどんなVAPE
アスパイアの上位機種Odyssey Kitは「スレイト」「ブラス」「クローム」とブラッシュ加工が施されている雰囲気のある3色から選ぶことができるスターターキット。
アスパイアの上位機種であるOdyssey KitはMODのバッテリーは別売りのIMR18650電池式でバッテリーが弱くなっても交換することで性能を維持できます。
幅広く使える3種類のコイルが最初から付いており爆煙でも深い味わいでも幅広い出力調整や温度管理機能を搭載したモデル。
それでは、Odyssey Kitの詳細を見ていきましょう。
Odyssey Kitの製品仕様
Odyssey Kitの仕様はどのようになっているのか見てみましょう。
- MODサイズ:91mm☓45mm☓20-23mm
- バッテリー:IMR18650電池1本(連続放電MAX20A以上推奨)
- 接続:510コネクタ(スプリング式)
- モード:REG/Bypass/温度管理(Ni・Ti)
- REG出力範囲:1w-70w
- REG使用可能抵抗値:0.1Ω-3.0Ω
- Bypass出力範囲:コイルの抵抗値による
- REG使用可能抵抗値:0.2Ω-3.0Ω
- 温度管理出力設定:Ni・Ti
- 設定温度範囲:200-600°F/100-315℃
- TC使用可能抵抗値:0.15Ω~
- カラー:スレイト/ブラス/クローム
- アトマイザーサイズ:φ22.5mm☓73.5mm
- タンク容量:3.5ml
- リキッド注入:トップフィル
Odyssey Kitの仕様はこのようになっており、Box Modも最近はコンパクトが主流ですが、こちらは本格派の大型のVAPEです。
そして本体カラーは3色ありますが、表面にブラッシュ加工が施されたオシャレなカラーでワンランク上のMODという雰囲気をかもし出しています。
Odyssey Kitのスターターキット内容
Odyssey Kitのスターターキットの中身はこのようになります。
- 本体:Pegasus Mod
- アトマイザー:Triton Tank
- マイクロUSB充電ケーブル:アスパイア製
- 1.8Ω BVC(10w-13w)
- 0.4Ω BVC(25w-30w)
- 0.15Ω Ni200 BVC(温度管理用)
- 取扱説明書(日本語/英語)
- バッテリー:MXJO 35A 3000mAh 18650バッテリー
バッテリーの交換方法
本体底面にあるスライド式の蓋を開き、バッテリーを入れます。+が先に入るように入れて下さい。万が一電池を反対方向で入れてしまった場合でも電池の逆極性保護がついていますので+-逆に入れた場合でも故障しない機能が付いてるので安心です。バッテリーを入れたら蓋を閉じます。
コイルはどのような種類があるのか
スターターキットにはコイルが3つ付属している点はうれしいところです。それぞれ違ったコイルになっていますのでコイルによる味の違いや煙量の違いなど比べながら設定を色々と試してみるのも面白いです。
■クラプトンコイル
スターターキットのアトマイザーに最初から装着されているのは、黄色のラインが入ったクラプトンコイルになります。抵抗値は0.4Ωで煙量も多く味もしっかりと出せるコイルになっています。
■カンタルコイル
予備で入っている青いラインのコイルはカンタルコイルで1.8Ωの抵抗値になっていて煙量を少なく出し味に重みをつけたい場合はこちらのコイルに変更してみましょう。
■Ni200
予備で付いている赤いラインのコイルは温度管理用のコイルで0.15Ωと低抵抗値でありながら味をしっかりと出せるコイルになっています。温度管理をすることでバッテリーの延長やリキッドの消費を抑えることができます。また、設定温度で出力制御が行われるのでコイルが焦げにくく、コイルの寿命も長くなるというメリットがあります。そして温度管理機能を使う場合は必ずNiかTiコイルを使用してください。
これらのコイルが予備として入っていますので状況に応じて交換しながら味わいの変化を楽しんでみましょう。
MOD各種ボタンなどの役割
表面にはこのようにボタンやディスプレイが配置されています。各種ボタンなどについて理解しておきましょう。
■調整ダイヤル
・設定値の数値の上げ下げを行う時に押す
・項目の選択を行う時に押す
■ファイアボタン
・吸う時にこのボタンを押しながら吸います。
・5回押すとロックとアンロックに設定できます。
・3回押すと省エネ機能となりディスプレイ画面が消えます。
■マイクロUSBポート
・充電する時にUSBケーブルのマイクロUSB側を挿し込みます。
■ディスプレイ
・各種設定項目の表示
・出力・電池残量・抵抗値が表示されます。
Box MODはだいたいこのようなボタン配置となっています。ファイアボタンが決定ボタン、調整ダイヤルがセレクトボタンと覚えておいてください。
マイクロUSBポートから充電用のケーブルを挿し込み充電を行います。また、中央の有機EL液晶ディスプレイは電圧・抵抗・電力表示がされ、温度管理の場合は温度表示がされるディスプレイとなります。
MODの設定は難しいの?
MODの設定は誰でも簡単にできる設定方法になります。
電源を入れアトマイザーを装着すると「LOCKED CLICK 5☓」とディスプレイに表示されますのでファイアボタンを5回押してロック解除
次に「NEW ATOMIZER」という表示が出たらYESを選択してファイアボタンで決定する。設定しない場合はNOを選択
そして、画面が切り替わり「Ka」「Ni」「Ti」と表示されますので、スターターキットに組み込まれているクラプトンコイルを使用する場合は「Ka」を選択してファイアボタンで決定する。NiコイルやTiコイルを装着した場合はそれぞれ設定したコイルに合うものを選択してください。
続いて出力モードの設定画面に切り替わります。「BYPASS」「REG」と表示されますので、バイパスモードかレギュレーテッドモードかを選択します。ここは「REG」を選択してファイアボタンで決定してください。バイパスは疑似メカニカルモードになります。
最後は確認ボタンになります。「CONFIRM」と表示がでますのでYESを選択してファイアボタンで決定してください。設定をやり直す場合はNOを選択。
これで設定完了です。とても簡単なので雰囲気で操作ができてしまいます。
設定完了したら出力・電池残量・抵抗値が表示された画面になります。選択ボタンで出力調整を行いコイルのw数とディスプレイの表示wが同じになるようにしましょう。ちなみにクラプトンコイルは25w-30wなので、その間になるように数値を変更します。
w数を上げると煙量は多くなりますが、コイルが焦げて傷むのも早めてしまいます。コイルは推奨する出力に設定しておくことでコイルを長持ちさせられます。
コイル選択の時に、NiかTiを選んだ場合は温度設定画面になりますので、そちらは温度を入力するだけなのです。そちらの設定も簡単なのであえて説明はしません。
これだけですぐに吸い始めることができますので設定も非常に簡単です。
Odyssey Kitのその他機能
●12秒プロテクション
12秒以上吸い続けると自動で通電が遮断されます。
●アトマイザー通電保護
アトマイザーの通電がない場合はバッテリーから電源供給されません。
●電池ショート保護/低抵抗値保護
電池がショートした場合や、抵抗値が低すぎる場合はバッテリーから電源供給されません。
●熱保護機能
一定の熱を検出した場合はバッテリーからの電源が遮断されます。
●電池残量不足通知
電池の残量が少なくなったら知らせてくれます。
●過剰供給防止システム
ジュースチャンネルが付いています。これはタンクからコイルへ流れるリキッドを遮断させられます。どういった場合に使用するかというと
・タンク内のリキッドを抜かなくてもコイルが交換できてしまう
・長時間使用しない場合や移動の時にウィックへの過剰供給を防ぎ液漏れを防ぐ
このような役割があるので便利です。ただし、吸う時に開き忘れてしまうとコイルにリキッドが供給されないまま電気が供給されてしまいます。これによりコイル焦げなどコイルを傷めてしまいますので注意が必要です。
Odyssey Kitの吸い心地はどう
Odyssey Kitは爆煙もできますしリキッドの深い味わいを楽しむこともできるオールマイティなVAPEです。煙量はこんな感じで
爆煙で前が見えません。
爆煙と深い味わいを両方楽しむにはバランスのとれたMODとアトマイザーです。
Odyssey Kitまとめ
Odyssey Kitはオデッセイ ミニよりも出力がある分、爆煙仕様にすることもできます。余り売られていませんので持っている人も少ないのではないでしょうか。個性を出すにはOdyssey Kitいいかもしれませんね。
「Odyssey Kitを持つ人はこんな方が向いている!」
■オシャレなVAPEを持ちたい
■人と違うVAPEを持ちたい
■大きさは気にしない
■爆煙で深い味わいがよい
■液漏れしたくない
■カスタマイズしていきたい
こんな人達にはおすすめなVAPEです。どれか一つでも当てはまる項目があればOdyssey Kitを持ってみるのもいいのではないでしょうか。