Contents
アスパイア Odyssey Mini KitはどんなVAPE
アスパイアから出ているOdyssey Mini Kitはゴージャスという言葉が相応しいVAPEだ。
アスパイアの上位機種であるOdyssey Mini Kitに付属するアトマイザーTriton miniは素晴らしい性能を持つアトマイザーで、このアトマイザーがVAPEの味や煙を左右することから、アトマイザー性能が良いということは選ぶうえで最も重要なポイントになります。
次にMODは温度管理機能が付いており、バッテリーは別売りのIMR18650電池式でバッテリーが弱くなっても交換することで性能を維持できます。そしてボディには軽量アルミニウムが採用されていますので重量が軽量化されている。
それでは、Odyssey Mini Kitの詳細を見ていきましょう。
Odyssey Mini Kitの製品仕様
Odyssey Mini Kitの仕様はどのようになっているのか見てみましょう。
- バッテリーユニットサイズ:86mm☓38mm☓16-22mm
- バッテリー:IMR18650電池1本(連続放電MAX20A以上推奨)
- 接続:510コネクタ(スプリング式)
- 出力範囲:1w-50w
- 設定温度範囲:200-600°F/100-315℃
- モード:VW/Bypass/温度管理(Ni・Ti)
- 出力設定:カンタル(VW/Bypass)、Ni200・Ti(温度管理)
- カラー:ゴールド/シルバー/ブラック
- アトマイザーサイズ:φ20mm☓55mm
- タンク容量:2ml
- リキッド注入:トップフィル
- REG抵抗値範囲:0.1Ω-3.0Ω
- Bypass抵抗値範囲:0.2Ω-3.0Ω
Odyssey Mini Kitの仕様はこのようになっており、Box Modとしては手のひらサイズのコンパクト設計となっています。コンパクトになった影響からか、アトマイザータンクの容量は2mlしかなくちょっと物足りなさを感じてしまいます。
そして本体カラーは3色ありますが、他の機種でははなかなか見られないゴールドカラーがあります。これを持っているとVAPEをそれなりに知っている人なら一目でOdyssey Mini Kitを持ってると分かるそんなゴージャス感のある色です。
Odyssey Mini Kitのスターターキット内容
- MOD本体:Pegasus Mini Mod(バッテリー電池別売り)
- アトマイザー:Triton Mini Tank2
- マイクロUSB充電ケーブル:アスパイア製
- 予備ガラスチューブ
- 1.8Ω クラプトンコイル(13w-16w)
- 1.2Ω コイル カンタルコイル(15w-20w)
- 0.15Ωコイル Ni200 BVC(温度管理用)
- 取扱説明書
この手のスターターキットにはACアダプターが付属していません。ACアダプターは別途購入しなくてはなりませんので下記参照ください。
充電用のケーブルはアスパイア製のケーブルが入っています。アスパイアは電子タバコ(VAPE)メーカーですのでケーブルがアスパイア製というのも良いのか悪いのか・・・といったところでしょう。
そして、ガラスチューブの予備があるのは嬉しいところです。コイルは3種類入っていて1.8Ωのクラプトンコイル、1.2Ωのカンタルコイル、0.15ΩのNiコイルが入っています。最初からコイルが3種類入っているスターターキットはなかなかありませんのでこちらはお得なセットです。
このようにOdyssey Mini Kitのスターターキットの内容は充実した内容になっています。
バッテリーの入れ方
Odyssey Mini Kitのスターターキットには電池が付属していませんのでMOD用の電池を別途購入しなくてはなりません。下記より参照ください。
参照電子タバコ(VAPE)のバッテリーはどれを選んだら良いか
バッテリーの挿入方法は+を奥側に入れ-が挿入口側になるように入れます。
そして挿入後はブーメラン型のストッパーで電池を押さえこれにより通電する仕組みとなっています。万が一電池を反対方向で入れてしまった場合でも電池の逆極性保護がついていますので+-逆に入れた場合でも故障しない機能が付いてるので安心です。
それから電池挿入後はカバーをしますが、ストッパー右側にある四角いのがマグネットになっていて本体とカバーがしっかりと着くようになっています。マグネットというところがちょっと不安ですね・・・どこかにぶつけてカバーがいつのまにか無くなっていたなんてこともあるかもしれません。
コイルはどんな種類が付属しているのか
Odyssey Mini Kitのスターターキットにはコイルが3つ付属している点はうれしいところです。それぞれ違ったコイルになっていますのでコイルによる味の違いや煙量の違いなど比べながら設定を色々と試してみるのも面白いです。
■クラプトンコイル
スターターキットのアトマイザーに最初から装着されているのは、黄色のラインが入ったクラプトンコイルになります。抵抗値は1.8Ωありますが煙量も多く味もしっかりと出せるコイルになっています。
■カンタルコイル
予備で入っている白いラインのコイルはカンタルコイルで1.2Ωの抵抗値になっていて煙量を多く出したい時はこちらのコイルに変更してみましょう。
■Ni200
予備で付いている赤いラインのコイルは温度管理用のコイルで0.15Ωと低抵抗値でありながら味をしっかりと出せるコイルになっています。温度管理をすることでバッテリーの延長やリキッドの消費を抑えることができます。また、設定温度で出力制御が行われるのでコイルが焦げにくく、コイルの寿命も長くなるというメリットがあります。そして温度管理機能を使う場合は必ずNiかTiコイルを使用してください。
これらのコイルが予備として入っていますので状況に応じて交換しながら味わいの変化を楽しんでみましょう。
MOD各種ボタンなどの役割
MODの表面にはこのようにボタンやディスプレイが配置されています。各種ボタンなどについて理解しておきましょう。
■設定変更ボタン
・設定値の数値の上げ下げを行う時に押す
・項目の選択を行う時に押す
■ファイアボタン
・吸う時にこのボタンを押しながら吸います。
・5回押すとロックとアンロックに設定できます。
・3回押すと省エネ機能となりディスプレイ画面が消えます。
■マイクロUSBポート
・充電する時にUSBケーブルのマイクロUSB側を挿し込みます。
■ディスプレイ
・各種設定項目の表示
・出力・電池残量・抵抗値が表示されます。
Box Modはだいたいこのようなボタン配置となっています。ファイアボタンが決定ボタン、設定変更ボタンがセレクトボタンと覚えておいてください。
マイクロUSBポートから充電用のケーブルを挿し込み充電を行います。また、中央の有機EL液晶ディスプレイは電圧・抵抗・電力表示がされ、温度管理の場合は温度表示がされるディスプレイとなります。
この液晶ディスプレイは60秒間何もしないとスリープモードになり液晶画面が消えるように省エネ設計されています。さらに重力センサーが搭載されていますのでどちらの向きにしても表示は逆さにならずにきちんと表示される点はGOOD!です。
Odyssey Mini KitのMODはこういった細かい所まで考えられている点は非常によいですね。
MODの設定は難しいの?
MODの設定は誰でも簡単にできる設定方法になります。
電源を入れアトマイザーを装着すると「NEW ATOMIZER」という表示が出たらYESを選択してファイアボタンで決定する。設定しない場合はNOを選択
次に画面が切り替わり「Ka」「Ni」「Ti」と表示されますので、スターターキットに組み込まれているクラプトンコイルを使用する場合は「Ka」を選択してファイアボタンで決定する。NiコイルやTiコイルを装着した場合はそれぞれ設定したコイルに合うものを選択してください。
次に出力モードの設定画面に切り替わります。「BYPASS」「REG」と表示されますので、バイパスモードかレギュレーテッドモードかを選択します。ここは「REG」を選択してファイアボタンで決定してください。バイパスは疑似メカニカルモードになります。
最後は確認ボタンになります。「CONFIRM」と表示がでますのでYESを選択してファイアボタンで決定してください。設定をやり直す場合はNOを選択。
これで設定完了です。とても簡単なので雰囲気で操作ができてしまいます。
設定完了したら出力・電池残量・抵抗値が表示された画面になります。選択ボタンで出力調整を行いコイルのw数とディスプレイの表示wが同じになるようにしましょう。ちなみにクラプトンコイルは13w-16wなので、写真では30になっている部分を13から16の間になるように数値を変更します。
w数を上げると煙量は多くなりますが、コイルが焦げて傷むのも早めてしまいます。コイルは推奨する出力に設定しておくことでコイルを長持ちさせられます。
コイル選択の時に、NiかTiを選んだ場合は温度設定画面になりますので、そちらは温度を入力するだけなのです。そちらの設定も簡単なのであえて説明はしません。
これだけですぐに吸い始めることができますので設定も非常に簡単です。
Odyssey Mini Kitのその他機能
●12秒プロテクション
12秒以上吸い続けると自動で通電が遮断されます。
●アトマイザー通電保護
アトマイザーの通電がない場合はバッテリーから電源供給されません。
●電池ショート保護/低抵抗値保護
電池がショートした場合や、抵抗値が低すぎる場合はバッテリーから電源供給されません。
●熱保護機能
一定の熱を検出した場合はバッテリーからの電源が遮断されます。
●電池残量不足通知
電池の残量が少なくなったら知らせてくれます。
●過剰供給防止システム
ジュースチャンネルが付いています。これはタンクからコイルへ流れるリキッドを遮断させられます。どういった場合に使用するかというと
・タンク内のリキッドを抜かなくてもコイルが交換できてしまう
・長時間使用しない場合や移動の時にウィックへの過剰供給を防ぎ液漏れを防ぐ
このような役割があるので便利です。ただし、吸う時に開き忘れてしまうとコイルにリキッドが供給されないまま電気が供給されてしまいます。これによりコイル焦げなどコイルを傷めてしまいますので注意が必要です。
Odyssey Mini Kitの吸い心地
Odyssey Mini Kitはリキッドの深い味わいを楽しむのに最適な機種になります。煙量も多いですが、どちらかと言えば味を楽しむのに適したVAPEです。
煙量も十分でています。
これだけの味わいが出せるのならコイルを自分で巻かなくても良いという意見もある位、深い味わいを出せるコイルが採用されています。
Odyssey Mini Kitまとめ
Odyssey Mini Kitはゴージャスな外観と深い味わいが魅力のVAPEです。
それではOdyssey Mini Kitを持つ持つのであればこんな人が向いています。
■本体のゴージャス感を出したい
■セレブ
■リキッド本来の深い味わいを楽しみたい
■コンパクトなBox Modを探している
■液漏れしたくない
■カスタマイズしていきたい
これらに該当する人にはおすすめなVAPEです。どれか一つでも当てはまる項目があればOdyssey Mini Kitを持ってみるのもいいのではないでしょうか。