トップボックスミニ(TOPBOX mini)はカンガーテック(Kanger Tech)から出している電子タバコ(VAPE)で2015年大ヒットしたSubbox miniの後継機として2016年に発売されました。
近頃のBox Modは温度管理機能(TC)が一般的になってきていますが、Subboxには温度管理機能が付いていなくシンプルな機能のみしかありませんでした。そのため物足りなさを感じるユーザーがいました。
トップボックスミニ(TOPBOX mini)は物足りなさを解消するために温度管理機能を持たせたことで他社メーカーと機能面で並び、更にリキッドチャージは今主流であるトップフィル方式を採用しています。
このように大きく仕様変更をしたトップボックスミニ(TOPBOX mini)はどのような機種なのか詳しく見ていきましょう。
Contents
トップボックスミニ(TOPBOX mini)製品仕様
MODとアトマイザーの各仕様はこのようになります。
MOD:KBOX mini TC 75w
- サイズ:82mm☓22mm
- 接続:スプリング調整式510コンタクトピン
- 出力:7-75w
- 温度管理機能(TC):Ni/Ti/SS/NiCr
- 温度管理範囲:200°F-600°F/100℃-300℃
- 最低抵抗値:0.1Ωから
- バッテリー:IMR18650(別売)☓1本
- 表示画面:液晶ディスプレイ
- 充電ポート:マイクロUSBポート
- バッテリーカバー:マグネット式
- 安全機能:10秒カットオフ/ショート防止機能/オープンサーキット保護/低容量バッテリー警告/過充電保護
アトマイザー:TOPTANK MINI
- 幅:22mm
- 接続:510スレッド
- タンク容量:4ml
- リキッドチャージ:トップフィル
- タンクチューブ:ガラスタンク
- エアフロー:調整可
全体サイズ
- サイズ:141mm☓37mm☓22mm
- 重量:170g
トップボックスミニ(TOPBOX mini)スターターキット内容
スターターキットを購入したらこのようなセット内容になります。
- MOD(KBOX mini TC 75w) ☓1個
- アトマイザー(TOPTANK mini) ☓1個
- Ni200コイル(0.15Ω 温度管理用 15w-50w)☓1個
- SSコイル(0.5Ω 温度管理用 15w-60w)☓1個
- クラプトンコイル(0.5Ω w出力/温度管理兼用 18w-70w)☓1個
- 充電用マイクロUSBケーブル ☓1本
- RBA Mini Plusデッキ(ニクロムコイル取り付け済み) ☓1個
- RBA用ネジ ☓4本
- RBA用ドライバー ☓1本
- RBA用プリペイドコイル ☓2本
- RBA用日本製コットンシート ☓1枚
- 取扱説明書
トップボックスミニ(TOPBOX mini)はものすごいセット内容になっています。これだけ入っているのにバッテリーが無いのが少し残念なところです。バッテリーは別売りになっていますので適正なバッテリーを選びましょう。
それから充電するUSBケーブルは付属していますがACアダプターが付属していません。自宅に適応するACアダプターがあればそれを使用すればよいですが電流値が違うなど適正が合っていない場合はバッテリーの劣化を早めて最悪は事故になりかねませんので適正な出力のACアダプターを準備しておくと良いでしょう。
コイルが3つ付いているところはよい点です。最初からアトマイザーにセットされているのはNi200、0.15Ωのコイルになります。コイルに青いラインが入っているのがNi200、そして赤いラインがSS0.5Ω、黒いラインがクラプトンコイルの0.5Ωになります。それぞれコイルによって違った味わいを楽しめますので使い分けてみるのも楽しみです。
RBAの付属品が多くありますので自作アトマイザーを作る人には良い内容かもしれません。今までビルドしたことがない人がチャレンジするに最適なセット内容ではないでしょうか。このようなセット内容になりますのでビルド初心者向けといった内容です。
トップボックスミニ(TOPBOX mini)の使い方は簡単
使い方の説明の前にボタンなどの配置について覚えておきましょう。
- マイクロUSBポート:充電する時にUSBケーブルを挿し込む
- 設定ボタン:各種設定時の数値の上げ下げを行う
- ディスプレイ:設定数値などを表示するディスプレイ
- 電源ボタン:電源のON・OFF/吸う時に押しながら吸う
このような配置になります。オーソドックスな配置なので操作はし易いかと思います。
MODにバッテリー取り付け
バッテリーはスターターキットに付属していませんので別途購入しておきましょう。IMR18650のバッテリーを1本準備しておきます。
本体裏面(ボタンと反対面)にマグネットカバーがありますので取り外し、バッテリーのマイナスが上向きになるように挿入します。挿入後はカバーを元に戻してください。
MODの電源を入れる
電源を入れるには電源ボタンを5回押すと電源が入ります。電源が入るとディスプレイには電池残量、抵抗値、電圧値、出力表示されるようになっています。
写真では電源ボタンが左側にありますが、設定ボタン2つを同時押しするとディスプレイの表示が逆さになりますので本体をひっくり返せば電源ボタンが右側にきます。使いやすい向きで使用できます。
電源を切る場合は電源を入れた時と同じように電源ボタンを5回押すと電源がOFFになりますので使用しない時は電源は切っておきましょう。
アトマイザーにリキッド補充
アトマイザーにリキッドを補充します。トップフィルなのでトップカバーを外してリキッドを注入していきます。タンク容量は4mlまで入ります。
1番最初の時とコイル交換時のリキッド補充後はコイルにリキッドがしみ込むまで10分以上時間を置いてから吸うようにしましょう。
アトマイザーをMODに取り付け
アトマイザーをMODに取り付けます。時計回りにクルクルと回せば取り付けられます。
アトマイザー下部に長穴がありますが、そこがエアフローの調整になります。吸いながら自分好みの味や煙量になるように調整しましょう。エアーが多いほど煙の量が多くなります。
アトマイザーを取り付けたらディスプレイの表示に「NEW ATOMIZER?」と表示されますのでYESを選択してコイルの条件に合ったMODの出力設定を行います。
電源ボタンを3回素早く押すとモード切り替えになります。右上にコイル材質が表示されていますので使用するコイルの材質に合わせましょう。
切り替わる順番は
温度管理モード:Ni(ニッケル)⇒Ti(チタニウム)⇒SS(ステンレススチール)⇒NC(ニクロム/カンタル)⇒ワッテージモード(温度管理OFF)
設定ボタンで温度の数値変更や出力変更を行い、コイルに合った温度設定にしましょう。
吸い心地はどうか
しっかりと味も出ているし、煙もかなり出ます。
電圧を上げすぎると味が若干飛んでしまう感じはありますが、それはどの機種でも言えることなのでそれ程気にはなりません。
カンガーテックのトップボックスミニ(TOPBOX mini)なかなか良いですね。メインで使える候補です。
まとめ
カンガーテックのトップボックスミニ(TOPBOX mini)はいかがだったでしょうか。温度管理(TC)機能が備わりより一層自分好みの味わいに調整ができるようになりました。
そんなトップボックスミニ(TOPBOX mini)はこんな人向き
- RBAをやってみたい
- タバコをやめて電子タバコ(VAPE)にしようと思っている
- 爆煙の電子タバコ(VAPE)を探している
- しっかりとした味を出せる電子タバコ(VAPE)がよい
これに一つでも該当するならトップボックスミニ(TOPBOX mini)もありではないでしょうか。
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