アトマイザーの種類と特徴|RBAはRDA、RTA、RDTAに分類される

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ビルド

電子タバコ(VAPE)のアトマイザーには種類があり、種類によって呼び方も変わってきます。

そして、自作のアトマイザーを調べていると出てくる単語に「RBA」「RTA」「RDA」「RDTA」などの単語を見かけたことがあるのではないでしょうか。しかし、いきなりこのような単語が出てきても意味が分からず「RBAって何?」となってしまうのが普通の心情です。

そこで「RBA」「RTA」「RDA」「RDTA」がどのようなものなのかを紹介してより一層理解を深めて、電子タバコ(VAPE)の奥深さを知っていても良いのではないでしょうか。

電素タバコ(VAPE)のスターターキットを購入すると、セットで付いて来るアトマイザーは一般的にクリアロマイザーが付属してきます。クリアロマイザーでも十分電子タバコ(VAPE)のリキッドを味わうことができますが、より深い味わいを求めるならば自作でアトマイザーを製作するという手段もあります。

 

アトマイザーの種類

アトマイザーは大きく分けると2種類に分類されます。

先にも記載しました、スターターキットに付属してくるアトマイザーはクリアロマイザーで、自分でコイルを巻いて製作するアトマイザーはRBAと呼ばれます。

クリアロマイザー

クリアロマイザー

クリアロマイザーは透明のタンクのことを言い、材質はプラスチック製かガラス製で作られています。プラスチック製のタンクはメンソールや柑橘系のリキッドを入れると腐食してひび割れなどによる液漏れが発生する可能性がありますので、メンソールや柑橘系リキッドを吸う場合はガラス製のタンクを選ぶようにしましょう。

ガラス製のタンクのものはグラスロマイザーとも呼びますが、クリアロマイザーで通じるのであえてグラスロマイザーと呼ぶ人は余りいません。

スターターキットを購入した時についてくるのが、クリアロマイザーです。コイルがダメになっても既製品と交換するだけなので手間がかからないという点がメリットです。

 

RBA(ReBuildable Atomizer)

RBAとはReBuildable Atomizer(リビルダブルアトマイザー)のことを言い、自分でコイルを巻いてアトマイザーを自作することを言い、RBAは更に2種類に分類されています。タンク式がRTA(Rebuildable Tank Atomizer)、ドリッパー式がRDA(Rebuildable Dripping Atomizer)に分類されています。

RDA(Rebuildable Dripping Atomizer)

rda

RDAはRebuildable Dripping Atomizer(リビルダブル・ドリッピング・アトマイザー)を略した呼び方で、RDAの構造はデッキにポストがあり、そこにコイルをセットする構造になっていて、デッキはネジ式かOリングつきスライド式のキャップで覆われた作りになります。

コイルは自分で巻きそこにウィックをセットしますので既製品ではありませんので、交換も自分で行えることからコストを抑えるには最適な方法といえます。

RDAにはリキッドを溜めるタンクがありませんので、直接ウィックにリキッドを垂らし(ドリッピング)ながらコイルに通電させて吸い込みます。デッキには少量のリキッドが溜められるウェルという部分がコイル下に備わっているものもあります。

RDAにするとリキッドの味が濃厚で煙量がクリアロマイザーよりも多く出すことができるのでVAPE本来の味を楽しむのであればRDAは非常におすすめです。

RTA(Rebuildable Tank Atomizer)

RTA

RTAはRebuildable Tank Atomizer(リビルダブル・タンク・アトマイザー)の略で、見た目はクリアロマイザーと見分けがつかないかもしれませんが、コイルは自分で巻きます。

デッキ、タンク、チムニーの3つのパーツで作られ、デッキ部分にはポストがあり金属製のチャンバーキャップで全体を覆いタンクとなります。チャンバーキャップ部分にはチムニーと繋がりドリップチップから吸うことができます。

分かりやすく言えば、クリアロマイザーのタンクにRDAのデッキ部分が挿入されていると思ってもらえれば分かりやすいのではないでしょうか。RDAにはタンクがありませんので毎回ドリッピングしなくてはなりませんが、RTAにはタンクが備わっていますのでドリッピングする手間がかからないという点がメリットになります。

RDTA(Rebuildable Dripping Tank Atomizer)

rdta

RDTAとはRebuildable Dripping Tank Atomizer(リビルダブル・ドリッピング・タンク・アトマイザー)の略で、構造はRDAと同じようなリビルダブルデッキが使用され、リキッドをが入るタンクはアトマイザーの下にあります。プリペイドコイルが使用できませんので自分でビルドします。

デッキに通じる穴の空いたタンクがアトマイザーの下にありますので、ウィックをデッキの穴から垂らし、タンク内まで垂らします。ウィックは底に着くまでは必要ありませんので揺らしながらリキッドをウィックに染み込ませる感じで十分です。

RDAの要素とRTAの要素を兼ね揃えたアトマイザーになります。

 

アトマイザーの種類まとめ

電子タバコ(VAPE)のアトマイザーには、クリアロマイザーとRBA(ReBuildable Atomizer)の2種類に大きく分類することができます。

更に、RBAはRDA、RTA、RDTAと3つのタイプに分類されそれぞれ特徴が異なります。

RDAはタンクを持ちませんので吸うたびにリキッドを補充しながら吸う仕組みです。シンプルな構造でコンパクトな作りではありますが、毎回リキッド補充(ドリッピング)しなくてはならない手間があります。しかし、コイルを次から次へと購入する手間がなく、ウィック交換のみで対応ができますのでコスト面では優れています。

RTAやRDTAはタンクを持つアトマイザーなので毎回リキッド補充する手間がありません。

クリアロマイザーは既製品のコイルを交換していきますので最もコストがかかりますが、自分でコイルを巻いたりすることがありませんので、手間はかからない分、お金がかかってしまいます。

どのアトマイザーでも問題なく吸うことはできますが、より深い味や爆煙を求めているのであればコイルを自分で巻くRBAに挑戦してみるのも面白いでしょう。



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