VAPEを吸っていると、アトマイザーを自作(ビルド)するとどんな味に変わるんだろ?自作(ビルド)してみようかなーなんて考えたりします。
しかし、自作(ビルド)するにもどのような工具を揃えれば良いのか考えたり、調べたりするのが面倒になってきたりしますよね。そんな時はコイルマスターDIYキットV3の工具セット1個を購入すればビルドが出来てしまいます。
単品で揃えても構いませんが逆にコストUPになってしまいますので、安く済ませたいたらセットを購入した方が出費も抑えられます。
それでは、コイルマスターDIYキットV3にはどんな工具が入っているのかレビューしていきたいと思います。
Contents
コイルマスターDIYキットV3を箱から出してみる
コイルマスターDIYキットV3を箱から出すと先ずはビニール袋に梱包されていますので、ビニール袋から中身を出します。するとこんなケースになっています。購入する時写真で見ていると大きい物かと思っていましたが、案外コンパクトサイズでした。
- サイズ:248mm×207mm×60mm
- 重量:585g
コイルマスターDIYキットV3の中身を見てみる
真ん中がファスナーになっていて半分から開くようになっています。中身はこんな感じになっていてコンパクトなケースの割に工具が沢山ギッシリと詰まっています。ペンチやニッパーなど普段使用する物はパッと見で分かりますが、黒い棒状のはいったい何でしょうか?と初めて見る方は思うでしょう。
中身はしっかりとクッション材とゴムバンドで工具が揺れないように固定されています。ケースをひっくり返したり、揺さぶっても中身の工具はびくともしないようになっています。
工具全てにコイルマスターのロゴが入っていますので無くして見つけた時なんかでもコイルマスターの工具ってことが直ぐに分かるようになっています。ひとつ気になった点は取説みたいな物がないというところですね、初めて工具を見た時に何に使うのかが全く分からなかったり、使い方が分からなかったりしますので説明書みたいなものがあれば良かったのですが。
それでは、工具ひとつひとつを見ていきましょう。
オーガニックコットン
工具箱の間に100%オーガニックコットンが入っています。コットンはコイルの中に通してリキッドを吸い込ませる役割をしますのでビルドするうえではコットンは必需品です。なので別途購入しなくても良いところがありがたいですね。
コットンまで入っていますのでコイルマスターDIYキットV3を購入すると、他に何も揃えなくてもビルドができてしまいます。
コイルワイヤー
コイルワイヤーも入っています。カンタルコイルで太さは24ゲージで10フィートの長さで入っています。10フィートなので約3m分の長さになり、私のように不器用な人でも1回で15cm使用で、デュアルコイルだと2つ分なので、1回で30cm使用すると考えても10回分に相当します。
ハサミ
最初見た時はこのメガネみたいのいったい何なんだ?と思ってしまいました。
横に引けそうなので両サイド引いてみると
コンパクトなハサミでした。最初は全く分かりませんでしたが、こんな収納の仕方もあるんだーとちょっと関心しました。
ハサミはコンパクトですが切れ味も良く使いやすくなっています。コットンを切る時なんかに使用しますのでハサミは必需品ですね。
六角T字レンチ
セットスクリューを緩めたり締めたりする時に使用する六角T字レンチなんですが、アトマイザーに付いている六角レンチがあればそちらを使用するようにしましょう。
アトマイザーのセットスクリューは主に1.5mmと1.27mmの頭なんですが、この工具は1.5mmは使用できますが、1.27mmの頭のセットスクリューですと1.25mmしか入りませんのでこのレンチを使用してしまいますとセットスクリューの六角穴がナメってしまいますので取扱には注意してください。
精密ドライバー
精密ドライバーのプラスとマイナスが各1本づつ入っています。両方とも2.0×25mmになっています。末端部分は空転するようになっていますので押しながら回せるようになっていますのでネジをナメらせずに緩めたり、締めたりすることができるようになっています。
普通のドライバーなら各家庭でも持っているかもしれませんが精密ドライバーって案外持っていなかったりしますのでビルドする時にはあった方が良い工具のひとつです。
セラミックピンセット
先端がセラミックでできたピンセットが入っています。コイルを通電させてコイルの通電状態が良くない場合に調整をする時に使用します。ですので先端が金属ですと感電してしまいますのでセラミックでできたピンセットを使用するようにします。
とても使用しやすいピンセットになっていますのでコイルの調整が楽にできます。
ピンセット
ピンセットが入っています。先端が曲がって尖っているのでコイル内にコットンを詰め込む時にも使用しやすくなっています。先端が細く曲がっているところがポイントでこの形状ですとビルドするにはとてもやりやすいビルド専用のピンセットです。
ニッパー
ニッパーが入っています。ニッパーはコイルワイヤーを切断する時に使用しますのでビルドするには必需品です。そして先端が細くなっている形状というところがポイントで、この細さがビルドするうえで非常に使いやすくなります。デッキのはみ出したワイヤーを切断する時なんかは先端が細くないと入らなかったりしますので、非常に扱いやすいニッパーになっています。
ラジオペンチ
ラジオペンチが入っています。ラジオペンチはコイルワイヤーを掴む時に使用します。素手で持つと危ないのでラジオペンチを使用して掴むようにしましょう。ラジオペンチは自宅にあるものでも構いませんがせっかく入っているのでこのラジオペンチを使用しています。
コイリングキット
コイリングキットが入っています。これを初めて見た人は何だこれ!?と思うでしょう。実際私がそう思いました・・・
これはコイルを巻くための治具でこの治具を使用すると初めてコイルを巻く人でも簡単にコイルをキレイに巻くことができる優れものです。定価で30ドルするそうです。現在1ドル110円位なので30ドル×110円=3300円になります。
そう考えると、このコイルマスターDIYキットV3のお得感が実感できるのではないでしょうか。
この治具ではコイルの内径に合わせて巻くことができるようになっています。内径は15mm、20mm、25mm、30mm、35mm、40mmと6パターンの内径で巻くことができます。
取説がありませんので使い方が見ても分からないと思いますので簡単に紹介します。
コイリングキットの使用方法
先ずは内径をいくつにするか決めて赤い容器に刺さっている金具を取り出します。写真は2mmの内径用で金具の頭に20と書かれた物になります。写真のように黒く長い棒状のキャップを取り外し、金具を内側がら挿し込むように入れて、再び金具を入れた状態でキャップを取り付けます。
次に、コイルワイヤーを10cmから15cm程度にカットして写真のように先程組んだコイル治具の穴に入れてます。
次はコイル巻き用の治具を金具の先端から入れます。今回は内径が2mmなので20と書かれたコイル巻き用の治具の20と書かれたいる方を先端にして金棒から挿し込み、1番奥まで挿し込んでください。
コイル巻き用の治具を回転させるとコイルが巻かさりますので、自分の巻きたい数分まで回転させます。
コイル巻き用の治具とコイルを取り外します。
こんな感じでコイルは簡単にキレイに巻くことができるのがコイリングキットになります。
オームメーター
ビルドして出来上がったアトマイザーの抵抗値と通電確認するのにオームメーターを使用します。アトマイザーを写真左上のところに装着して、写真右下のスイッチ左側のMeterにすると抵抗値が測定できます。抵抗値は写真左下にあるScreenという部分に表示されるようになります。
通電確認したい場合は、右下のスイッチを右側Fireのところに移動させて、赤丸のボタンを押すとコイルに電流が流れてコイルが赤く熱がかかります。コイルの通電状態が悪い場合はセラミックピンセットを使用してコイルを調整します。
こちらも単品で購入すると、結構な値段がしますので、コイルマスターDIYキットV3内にセットで含まれているのは非常にお得感があります。
コイルマスターDIYキットV3のまとめ
コイルマスターDIYキットV3の中身についてレビューしました。
コイルマスターDIYキットV3があれば、あとはRBAのアトマイザーを購入すれば直ぐにビルドが始められるキットになっています。
全て単品で揃えると結構な値段がしてしまいますが、このコイルマスターDIYキットV3を購入するとビルドに必要な物が全て揃っていますので、他に揃える物はありません。
セット内容をおさらいすると
- ニッパー
- ペンチ
- 精密ドライバー
- セラミックピンセット
- ラジオペンチ
- コイルワイヤー(24ゲージ/10フィート)
- 折りたたみハサミ
- コイリングキット
- オームメーター
- コットン
ビルドするのに必要な物が全て揃ったセット内容になっています。
これからビルドを始めてみようと思っているならこのコイルマスターDIYキットV3があれば簡単にビルドができてしまいます。