愛煙家には必需品のライターですが、その中でもデュポンライターは高級感漂いワンランク上の紳士が持つライターとして人気があります。なぜ人気があるのかというとデザインや見た目が良いのもありますが、何よりも開口時の「キーン」という響音がデュポンの象徴ともなり、この音に虜になってしまいます。
そんなデュポンライターについて紹介していきたいと思います。
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デュポンとはどんなメーカー
デュポンとは、S.T.Dupont(エス.ティー.デュポン)の略称で、フランスの宝飾品メーカーです。1872年に創立され、1941年に初めて高級ライターを出し、そのデザイン性や上質の素材からエレガンスの代名詞ともいえる存在になり、創立から100年以上の歴史を誇る老舗ブランドとして世界的に人気のあるメーカーとなりました。
デュポンライターの魅力的な音
デュポンライターの魅力は何と言っても蓋を開けた時に鳴り響く「キーン」という反響音ですが、実はこれ狙って出している音ではなく偶然に出てしまった音ということはご存知でしたか?ですのでこの音については保証もなく、音が出る可能性が高いモデルも決まっています。
デュポンだからといって全てが「キーン」という音が鳴る訳ではありません。ただ音が出ないからと言って魅力がなくなる訳ではありませんが、せっかくデュポンを持つなら音が出る物を持ちたいというのが本音です。
デュポンライターで音の出るモデル
デュポンライターでも音の出やすいモデルは2つしかありません。ただしこれも可能性が高いモデルであり絶対に出るという保証はありません。また、使用しているうちに音の出方も変化していき良い音になる場合と悪い音になる場合とでどうなっていくかわ分からないのが事実です。
デュポンライターで音の出る可能性が高いモデルは
- ギャッツビー
- ライン2
この2つのモデルになっています。これ以外のモデルはデュポンでも音が出ませんので、デュポンの音を聞きたい人はこの2つのモデルを選ぶようにしましょう。但し、こちらのモデルも絶対に出るという保証はありません。その辺を理解したうえで購入するようにしてください。
デュポンライターで使用されている素材は
モデルとしては「ギャッツビー」「ライン2」と2つのモデルしかありませんが、2つから選ぶ訳ではなく、これらのモデルからそれぞれ、素材や色などがありますので種類が豊富にあります。デュポンのライターとして主に使われている素材は
- シルバーメッキ
- ゴールドメッキ
- パラディウム
- プラチナ
- 漆
これらの素材が使用されてますが、現在はプラチナ素材の使用はほとんどなく、最も多く出回っているのは「シルバーメッキ」「ゴールドメッキ」「パラディウム」になります。漆はこれらの素材から上塗りしていてアクセントになりとてもカッコ良いです。
おすすめシルバーメッキ素材デュポンライター
シルバーはデュポンライターの中でも音が最も響きやく良い音が出ますので、音重視の方はシルバー素材が良いでしょう。デュポンの2つのモデル「ギャッツビー」「ライン2」のおすすめ品を紹介していきます。
ギャッツビー 18137
こちらのギャッツビー18137は、福山モデルとも言われていて、福山雅治さんがドラマで使用していたことからそのようなに呼ばれていて、シルバーフィニッシュ加工で作られ、サイズは37mm×56mm×11mm、燃料機構はフリントガス式になります。バーティカルラインが入ったシンプルなデザインで大変人気のモデルになっています。
ライン2 16025
ライン2 16025は女優オードリー・ヘップバーンとハリウッド俳優ハンフリー・ボガートのふたりへオマージュとして発売されたモデルで、ハンフリー・ボガートのシルエットからデザインされたマークがライターに施されています。限定モデルで専用の化粧箱が付属します。
サイズは37☓62☓11mm、ライン2独特のピーンという音が魅力の1品です。
おすすめゴールドメッキ素材デュポンライター
ゴールドメッキの特徴は気品のある色合いでワンランク上の大人が持ちたいライター色で衝撃にも強く丈夫な素材になっています。ゴールド素材からは「ライン2」のモデルを紹介します。
ライン2 16284
ライン2 16284は1993年に放映されたドラマ「振り返れば奴がいる」で、主役の織田裕二さんが使っていたデュポンライター。ライン2の16281というライターでしたが、残念なことに、現在はすでに生産中止されています。今現在一番似ているモデルとしてライン2 16284になります。
サイズは37mm×62mm×11mmで、イエローゴールドフィニッシュ加工で作られ、燃料機構はフリントガス式になります。
16281とはダイヤモンドヘッドカットのカットの大きさがやや違いますが、現状であるモデルでは一番類似するモデルになります。
ライン2 16827
ライン2 16827は、オーソドックスなバーティカルラインで深く高級感を漂わせる色合いを出すことができるデザインになっています。サイズは37mm×62mm×11mmでイエローゴールドフィニッシュ加工で作られ燃料機構はフリントガス式になります。
おすすめパラディウム素材デュポンライター
パラディウムは白金属系のキレイな色合いを見せ、また、パラディウム製のデュポンライターはオシャレなものが多くありますのでデザインで勝負するのであればパラディウム素材のデュポンライターが良いでしょう。
ライン2 16404
ライン2 16404は芸能人のGACKTさんの愛用ライターのひとつもこのモデルで、パラディウムの特徴である白金属の美しい色合いがそのまま表現されたデザインでシンプルでありながら気品あふれるデザインになっています。
サイズは37mm×62mm×11mmで、パラディウムフィニッシュ加工で作られています。燃料機構はフリントガス式になります。
ライン2 23006
ライン2 23006はターボ式ライターでシガー用にふさわしい力強いトーチフレーム(バーナーフレーム)と、クラシカルなデザインとの組み合わせがモダンな印象を与えます。美しい黄金比を持つLINE2の形状はそのまま、デュポンのアイコンが高級感を際立たせます。
サイズは36mm×61mm×12mmになっていて、燃料機構は電子ガス式・内燃ジェットフレームになります。
おすすめ漆素材デュポンライター
漆素材は鮮やかなカラーがアクセントになりデュポンライターを飾ってくれるでしょう。大人の男性は漆素材が落ち着いた印象を与えてくれます。
ギャッツビー 18109
ギャッツビー 18109は、純正漆を使った落ち着いた黒いデザインで高級感を与えています。年齢問わず誰でも合うデザインになっています。
サイズは37mm×56mm×11mmでクロムフィニッシュ加工の漆塗り仕上げで出来ていて、燃料機構はフリントガス式になります。
ライン2 16884
ライン2 16884は純正漆を使った落ち着いたデザインで黒塗りに金色が高級感を演出してくれます。サイズは37mm×62mm×11mmでイエローゴールドフィニッシュの漆塗り仕上げになっています。燃料機構はフリントガス式になります。
ビジネスシーンでも使用できる、1個は持っておきたいデュポンライターです。
デュポンライターのまとめ
デュポンライターは蓋を開けた時の「キーン」という音が魅力的なライターです。その音が出るのは2モデルしかなく「ギャッツビー」「ライン2」だけになっています。
ただ、絶対に鳴る訳でもなく偶然的になっているだけなのでメーカーの保証などはありません。
せっかくデュポンライターを持つのであれば、デュポンの特徴ともいえる「キーン」という音のなるモデルを持ちたいというのが心情ではないでしょうか。
ギャッツビーとライン2のおすすめを紹介していますので購入予定の方は参考にしてみてください。